貼りモノDIY

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ルーフラッピング水貼りの極意

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ラッピングの水貼り方法。貼りモノDIYで最も緊迫するのは、リケイ紙を取ったシート（フィルム）を、貼る位置に置く場面。息を止めても、手の震えを押さえようとしても、気合いがどうでも成功率は上がらない。失敗しないために「水貼り」を覚えよう。

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  「ルーフブラック（ラッピング）のDIY施工方法」の続編です。

  ●DIYラボ レポーター：イルミちゃん

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  今日はいよいよ貼りますよ〜。

  ●アドバイザー：DIYライフ 藤本研究員

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  失敗するとすれば、このへんですね……ドキドキ。

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  あのぉ……。そもそも失敗しないための「水貼り」なんで、大丈夫♪

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  水貼りって？


カーボンシート（ラッピングフィルム）のノリ面を水で濡らしておき、すぐにはくっつかないようにして、位置決めをする貼り方です

特別講師：ハセ・プロ 伊藤さん

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  水がないと、作業中に思わぬ場所にくっついてしまうからね。

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  ナルホド。

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  特にハセ・プロ製のカーボンシートは、全面にノリが使われていて、ボンネットのエッジでもキレイに貼れれば剥がれないのがメリットですが、反面、水無しで貼るのは無理があります。

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  そういう考え方も、ラッピングシート（フィルム）のメーカーによって違うんですね。

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  そうですね。「粘着力が高くて水貼り必須にはなりますが、そのぶん剥がれにくい」のがハセ・プロ製カーボンシートの特長です。


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  なお「水貼り」とは言いますが、正確に言うと、単なる真水ではくっついてしまいますので、中性洗剤入りの水を用意する必要があります。

✔ 洗剤の成分によって、ノリがくっつくのを一時的に防げる。

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  水と中性洗剤を混ぜる割合（濃度）は、洗剤5パーセントぐらいが目安です。

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  95％は「水」でいいんですね。

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  気温が低くて寒いときは、もっと洗剤が薄めでも大丈夫。反対に暑いときは中性洗剤を多めにすると、乾燥して貼り付きはじめるまでの時間が稼げます。

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  なるほど。
  洗剤の量でコントロールできるんだ。

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  まず車のルーフ側。中性洗剤入りの水を、スプレーボトルで吹き付けておきます。


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  続いて、カーボンシートの糊面（のりめん）にも吹き付けます。

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  本当はね〜、大きい作業台にカーボンシート（フィルム）を広げた状態でやりたいところですが……

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  DIYだと、そんな場所はないですね。

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  ハセ・プロさんはああ言ってるけど、現実問題としては、ボンネットの上でやるしかないよね。


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  このとき、リケイ紙をいっぺんに剥がさずに、中性洗剤入りの水をかけながら少しずつ剥がすのがコツ。



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  いっぺんに剥がすと、くっついちゃうからね〜。

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  それと、ホコリなどが付着する可能性が高まります。



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  ……仲の良い2人でやるのがコツのようです。

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  それと、もうひとつのコツは、とにかくタップリ水をかけておくことです。

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  タップリって、具体的にはどの位ですか？

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  もうね、「アホか！」っていうぐらいに、ビチャビチャにします。

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  分かりやすいような、分かりにくいようなアドバイスですね。

シュッシュッシュッシュッ

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  屋根とシートを両方とも、ビチャビチャに濡らしたら……いよいよ！

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  カーボンシートを2人でかかえて、ひっくり返して、車のルーフにペチャーンっと載せます。


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  前に言いましたが、この場面は、2人がかりでやってくださいね〜。

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  というわけで、ヘンなところに引っ付くこともなく、無事にカーボンシートが載りました〜。


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  よーし。
  ちょっと休憩しよかー。

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  そんなヒマはありません!! 水はどんどん乾いてくるので、くっついてしまいますよ〜。

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  とはいえ、タバコの1本ぐらいは……。

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  ダメダメダメ！