ステッカー自作連載【第1回】
手切りでステッカーを自作する方法
【プロッター不要!】
発泡塩ビ板の切り出し方【2】
次にプレートの短い辺に合わせてカットします。
ちなみにカットするときは、長い辺から先に切ったほうがいいですよ
一直線にスジを入れるように切る
短い辺をカットするときも端から端まで一直線に。何回にも分けてちょっとずつ切り込むやり方も同じです。
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これ……最初からナンバープレートの形にそってL字にカットすれば、余る板のほうも無駄なく残せるのでは?
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気持ちは分かるけど、L字に切りだそうとしても角の部分がうまく落とせない。あくまでも端から端まで一直線に切るのがキレイに切るコツ。
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そうなると、余り部分を大きく残しにくいですねぇ。もったいない気も…。
だから長い辺から先にカットするのがコツなのです。今回の切り方ならキレイに切れて、なおかつ端材は最小限!
直線ラインの交差で切り出すのがコツ
なるほどぉ。
トライ研究員、ホント細かいなァ。
もうひとつ細かい話をしておくと!
今回のプレートは完成品では角を落としています。そのほうが高級感が出るから。
角を落として仕上げる
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あ、ホントだ。じゃあ次はこのナナメラインでカットですねー。
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ところが……その作業は後回しにしたほうがいいです。
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なんでですか?
いま切ったほうが早くない? -
角を落としてしまうと、カッティングを貼るときの位置決めで、角から寸法を取れなくなるからですよ。カッティングの厳密な位置決めがやりにくくなる。
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ホホウ。しかしトライ研究員のアドバイスが細かすぎるせいで、第一回目は「ボードを切る」ところで終わってしまいましたね……。
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焦ってやるのは禁物。せっかく作るならクオリティにもこだわりましょう〜!
これでボードが切り出せた。次回はいよいよカッティング。
黒のボードが切り出せたところ