ガレージ関連アイテム
駐車場の地面に後付けするライト。その名もパーキングマーカー
駐車場の地面用ライトが、ガレージ関連アイテムを一新したばかりのエーモンから登場。ソーラーパネル搭載で見た目がオシャレ。その他にも「ほしくなる条件」をしっかり満たしたパーキングマーカーだ。DIYで簡単に設置できるので、取り付け方法も解説する。
パーキングマーカーがあれば真っ暗な駐車場でも停めやすくなる
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「タイヤ止めとは違う。乗り越えできる、低いパーキングターゲットを付ける意味の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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同じく地面に接地するガレージ用品として、パーキングマーカーもあります。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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とうとうエーモンが宇宙船を作ったようです。
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ガレージ用品です。
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分かってますよ! ところでパーキングマーカーとはなんですか?
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これは駐車場の地面に設置しておくライトでして、夜間駐車場のサポートになるのです。
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駐車場を照らすライトというより、駐車位置を直接光らせるんだ~。これは見やすい。
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夜間マックラな駐車場でも、まっすぐバック駐車できますよ。
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確かに駐車しやすくて良さそうですが、いや、しかし……
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なにか?
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ずーっと光っていたらすぐに電池切れになっていそうなんだけど? どのくらい持つの?
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このライトは一体型でソーラーパネルを搭載しておりまして、昼間の間に太陽光で充電してくれるのです。
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おお~、太陽光発電と組み合わせているのか。充電しなくていいんだ。
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ハイ。設置したあとは放置ライトです。
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ちなみに太陽光が途切れている状況では、どのくらい持つのでしょうか? 明け方頃には消えていたりするんじゃないの?
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満充電状態で、約30時間点灯し続けます。天気の悪い日が長く続いたりすれば別ですが、通常は毎日夜になると発光しています。
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だけど昼間から光っていたら24時間光りっぱなしなんだから、1日曇ったら翌日は光らないような…?
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昼は充電しているだけで光りません。夜間に自動点灯する仕組みなのです。
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それは賢い!
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フッフッフ。
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いや。うまい話には裏があるもの。地面に置くライトなんだから、タイヤで踏んづけたらソーラーパネルがパリィーーンと……
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アルミニウム合金フレームで覆われているので、耐荷重は約3トンとなっています。
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うーむ。ツッコミどころは突っ込んでみたものの、当然ながらエーモンはいろいろ考えて設計しているようです。
詳細はAmazonのエーモン パーキングマーカー(6978)
中央の四角がソーラーパネル。
駐車場にライトを埋め込みするのは大変だが、パーキングマーカーならカンタン
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このパーキングマーカー、どうやって地面に取り付けるのでしょうか? 地面に埋め込むとか難しそうだけど。
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付属の両面テープで地面に貼り付けるだけです。
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あ。付属の丸い両面テープがなんか可愛い。これを底面に貼ればいいのね。
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ちょっと待った!
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む?
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ライトの発光色は白と暖白(ウォームホワイト)の2種類から選べます。本体裏面のスイッチで切り替えできるので、色を選んでから設置します。
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両面テープで地面に固定してしまった後からは、スイッチは触れなくなりますので。
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取り付け時の要注意点です。
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なお、昼間はLEDが点灯しないのですが、ソーラーパネル部を手で覆うと発光色を確認できますよ。
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ナルホド。光を遮れば、夜と認識するんだ。
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その後、防水性を高めるためにスイッチ部を覆うようにして両面テープを貼り付けます
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両面テープは、スイッチのフタも兼ねているのね。
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それから駐車場の地面を掃除して油分・水分・汚れを取り除いておくのもポイント。
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ここまでやったら、あとは貼るだけ。
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天面の保護シートを剥がせば完成です。
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取り付け自体はカンタンですが、どっちの色にするか決めるのが悩ましい。あとから変更はできませんからね。
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お家や駐車場のイメージに合わせて考えて頂ければと思います。
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家の演出という意味でも使えますな。
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そうですね。駐車位置の目印というだけでなく、注意が必要なカーポートの柱の前とか、玄関の階段とかにもいいですよ。
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用途は駐車場の地面に限らないけれど、日中、太陽光の当たる場所……っていうのが、条件ですね。
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そういうことですね~。
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安全性の問題だけではなくて、毎晩、お家に帰ってくるのがちょっと楽しくなりそうです。
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なお、マンションや賃貸住宅の駐車場などに取り付ける場合は、管理者に確認してからにしましょう。
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管理会社を説得して、全スペースに設置してもらえたら、駐車場全体の防犯性も高まりそうなんだが。
ライトの発光色を切り替えるスイッチ。
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。
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