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エーモンガレージミラーの取り付け方法。ドコに付けるのか?
ガレージミラーの取り付け方を、ガレージミラーメーカーの老舗(しにせ)でもあるエーモンに聞く。取り付け場所はどこがいいのか? また取り付けるために必要なものは?
ガレージミラーの取り付け場所は?
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「エーモン製ガレージミラーの選び方。ポイントはミラーの視認距離」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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前回はガレージミラー本体の選び方を解説しましたので、今回は取り付け方法についてです。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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DIYでも取り付けはできますか?
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それはもちろんです。エーモンのガレージミラーはアクリル製で軽量なので、扱いやすいですしね。
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ふむ。……で、どうやって取り付けるのでしょうか?
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それはガレージミラーの設置場所によって変わってきますね。
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言われてみればそうだなァ。
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どこに取り付けるかは、ガレージ環境によりけり。例えばブロック塀に取り付けるケースもあれば……
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ポールに取り付けるケースもあるでしょうし……
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ガレージ内の柱や梁に取り付けるケースもあるかと。
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ふむ。けっこういろいろ取り付け場所を選べるものなんだ。
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ガレージミラーを取り付けるときには、アタッチメント(取り付け金具など)を使いますが、これもいろいろな種類を用意してありますので。
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ホー。
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道路の状況に応じてミラーを選び、次は取り付け場所に応じてアタッチメントを選んで組み合わせる方式なのです。
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そういうことか~。
ガレージミラー用アタッチメントの種類と選び型
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ここからはエーモンガレージミラーを取り付けるための、アタッチメントの種類と選び方について。
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まずガレージミラーをブロック塀に取り付けるときに使うのが「ブロック塀用金具」です。
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これはブロック塀に挟むだけなので、穴開けや工事などは不要です。
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ブロック塀で囲われているお家なら、出口にこれを使って設置すればいいんだ。
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対応ブロック幅は80~165ミリとなっていまして、たいていのブロック塀には取り付けできるかと。
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ふむ。
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それからポールに設置したい場合は、細めなのか太めなのかで、アタッチメントが2種類あります。
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フムフム。
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細めのポールに設置するときには「ポール用金具」を使います。
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これは適合ポール径がΦ15~50(角柱なら10~30ミリ)となっています。
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かなり細めのポールでも、取り付けできますね。
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いっぽう太めのポールや角柱に取り付けるなら「ポール用ベルト」を使います。
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ステンレス並の引っ張り強度がありますが、樹脂製なのでポールに傷をつけにくく、サビません。
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ベルトなら太いポールでも巻けますね。
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こちらは適合ポール径がΦ50~170(角柱なら45~125ミリ)まで対応です。
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ポール用金具かポール用ベルトのどちらかで、ほとんどのポールに対応できるってことになる。
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それからクリップでミラーを固定する方式の「屋内用クリップ」もあります。
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厚さ60ミリまでの箇所(柱や梁)になら対応できます。
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これは挟むだけでいいから、カンタンそう。
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ただし、一番小さい「ガレージミラー 450R」と「屋内用クリップ」の組み合わせは不可です。
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組み合わせ不可のパターンもあるんですね。
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それからもうひとつ「フレキシブルアーム」もあります。
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これは取り付け金具ではなく、中間に接続することでガレージミラーの可動範囲を広げて、ミラー位置・角度を自由に調整するためのオプションです。
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そんなのまであるんだ。
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ただし、サイズの大きいガレージミラー「2000R」や「1000R 丸」とは組み合わせ不可です。「フレキシブルアーム」ではミラー重量が重くてズレてしまうので……
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たまに組み合わせ不可のパターンもあるよ~、というのは注意点だな。
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はい。今回例に挙げたNGパターンを除けば、自由に組み合わせできますよ。
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ガレージミラーの最終的な取り付け方法は、アタッチメントの種類によって変わってくるということね。
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次回はひとつの例として、じっさいにブロック塀にガレージミラーを取り付けてみましょう。
詳細はAmazonのエーモン ガレージミラーアタッチメント ブロック塀用金具(6955)参照。
詳細はAmazonのエーモン ガレージミラーアタッチメント ポール用金具(6956)
詳細はAmazonのエーモン ガレージミラーアタッチメント ポール用ベルト(6957)参照。
詳細はAmazonのエーモン ガレージミラーアタッチメント 屋内用クリップ(6958)参照。
詳細はAmazonのエーモン ガレージミラーアタッチメント フレキシブルアーム(6959)
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。