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車のドアを開けたときの安全につながるドアリフレクター
ドアリフレクターとは、車のドアを開けたところに貼り付ける安全用品。後続車のヘッドライトの光を反射して、目立たせるのが目的だ。ドアを開けた部分にLEDなどを付ける手もあるが、リフレクターならではの利点が多いので、ここで解説。
後続車のヘッドライトの光を反射するドアリフレクター
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「エーモンのリフレクター(反射板)を後付けしても車検には通るの?」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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前回は車の後部に取り付けるリフレクターを紹介しましたが、エーモンの後付けリフレクターは後部用だけではありません。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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と言うと…?
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実はこんなリフレクターも新開発しました。
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ドアリフレクター?
ドアに付けるんだ。 -
ドアを開けたさいに後続車から見えるように、この部分に貼り付けるリフレクターです。
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そうすると、後続車のヘッドライトに照らされることで光を反射し、ドアが開いていることをアピールできます。
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あー。これは理にかなったリフレクターと言えますなぁ。
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ドア後方側にLEDなどを付けてアピールする方法もありますが、それのリフレクター版といったところですね。
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それいいね! リフレクター(反射板)だったら、電源取ったりしなくていいし。
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取り付けはまさに貼るだけです。
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そのままペタリと貼るだけ!
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えーっと、正確に言うと……貼る前に脱脂はちゃんとしてください。
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そりゃあ、そうだ。油分・水分・汚れをよく落としてから、ね。
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ちなみにこのドアリフレクター、厚さは約2ミリしかない薄型設計になっており、このように曲げられます。
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軟質素材なんですね。
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はい。ドアの曲面部分に対してもしっかり追従させて貼り付けられるし、薄いから干渉する心配もありません。
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へえぇ。まるでシールのようなリフレクター。
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それから「再帰性反射材」になっているのもポイント。
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サイキセイ反射……ってなんのことですか?
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あるゆる角度からの光を反射する反射材なのです。
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でもドアリフレクターは後ろからのヘッドライトの光を反射するもの、でしょう?
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そうなんですが、ドアの開き具合によっては、角度が変わるじゃないですか。その影響を受けないように作ってあるのです。
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なるほど。どのような開き具合でも光って見えるのね。
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そうなんです。ドアは角度が変わりますから、後部に貼る反射材とはまた別モノなのです。
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いろいろ考えて設計されている。
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ドア以外にも、リアハッチの開口部とか……
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スライドドアの側面(後部)とか……
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軽トラックなどに貼って頂くなどもよいかと。
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安全性を上げる目的で付ける、後付けリフレクターの意義が伝わるといいなと思います。
Amazonでも販売しているエーモン ドアリフレクター(6962)
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。