ガレージ関連アイテム
エーモンガレージミラーを、別売りの取付金具なしで取り付ける方法もある
ガレージミラーの取り付け方を「ガレージミラー ラインナップ」を一新したばかりのエーモンに聞く。エーモンガレージミラーには、別売りの取付金具があるのだが、あえてそれを使わないで取り付けるやり方からガイド。
あて木を使ったガレージミラーの取り付け方法もある
-
「エーモンガレージミラーの取り付け方法。ドコに付けるのか?」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
-
ここから実際に、ガレージミラーの取り付け方法を紹介していきます。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
-
ふむ。
-
前回、エーモンの取付金具にはいろいろあることを解説しましたが……
-
どれを使いましょうか?
-
その前にまず、別売りの取付金具を使わずに、ガレージミラーを取り付ける方法もありますので、そこから。
-
え?
そんなことできるの? -
「取付金具」が必須ということではありません。
-
そうなのか。……しかし取付金具なしで、どうやって取り付けるのでしょうか?
-
ガレージミラー本体にステーが付属しているので、このステーを何らかの方法で固定できれば……ということです。
-
ステーを固定?
-
例えばブロック塀にガレージミラーを取り付けたいとするなら、取り付ける箇所にあて木を接着し、そこにステーを固定するといった方法があります。
-
木を土台にするんですね。
-
このやり方の場合、あて木がブロック塀に完全に接着できていることが重要なので、市販のコンクリート用接着剤などを使います。
-
そんな接着剤もあるのね。
-
で、接着剤が完全に乾燥したあとで、タッピングビスでステーを固定します。
-
木が接着できれば、そこから先はガレージミラーの付属品だけでできるんだ。
-
ステーをあて木に固定できたら、ガレージミラー本体を取り付け、フランジナットをスパナで軽く締め付けて固定します。
-
最後にミラーの角度を調整し、ボルトをプラスドライバーで締め付けます。
-
ポイントは、水抜き穴が下向きになるように取り付けることです。
-
ふむ。
-
それからミラーの角度調整をするときは、実際に車に乗った状態で、ミラーの見え方を確認しましょう。
-
あて木の固定さえちゃんとできれば、DIYで十分できそうです。
-
同様のやり方で、壁面などにあて木を使って取り付けることもできますし、穴を開けてアンカーを差し込み、ビスでステーを固定する手もあります。
-
支柱に取り付ける場合は針金やベルトを使って、ステーのくぼみ部分を通しながら、しっかり固定するやり方も考えられます。
-
針金でくくり付ける固定方法でもいけるんだ。
-
そうですね。エーモンのガレージミラーはアクリル製で軽量なので、そういう取り付け方法も可能なんですよ。
-
必ずしもエーモン製の取付金具を使わずとも、ガレージミラーの取り付けはできる、と。
-
ハイ。
できます。 -
だけど「あて木」や「コンクリート用接着剤」あるいは、「針金」や「ベルト」などを用意しないといけない手間はある。
-
あと、そもそも固定箇所に穴を開けたり接着剤を付けたりしたくない(できない)状況もあると思います。
-
ふむ。
-
そこで、もっとスマートな取り付け方法が希望でしたら、別売りの「取付金具」の出番となります。
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。