ソニックスタート特集

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プッシュスタートを後付けする場合の、車両盗難リスクはどうなのか？（後編）

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カギがなくてもエンジンがかけられるプッシュスタートスイッチを後付けするならば、セキュリティ面までチェックして機種を選ぶのが重要。ソニックスタート5の「スマホ対応セット」を例に、それがどういうことなのかを解説する。

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  「プッシュスタートを後付けする場合の、車両盗難リスクはどうなのか？」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回は「ソニックスタート5」の、各機種における基本的なセキュリティ機能を解説しました。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  セキュリティの観点からも、自分のスマホが近くにないとエンジンがかからない「スマホ対応セット」が理想的、という話でしたね。



ソニックスタート5では「スマホ対応セット」がイチオシモデル。これはセキュリティの面からも言える。

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  ここでは「スマホ対応セット」のもうひとつのメリットについてお話しておきましょう。

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  ふむ。

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  それは通知機能です。車に異常があった場合には、スマホにも通知が届くのです。

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  ホホウ。それはどんな異常のときでしょうか？

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  たとえば、駐車中（ロック中）に無理矢理ドアをこじ開けられた場合や、プッシュスタートスイッチが押されたといった場合ですね。

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  それだとサイレンも鳴るはずでしたね。

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  はい。サイレンも鳴るしスマホにも通知が届く、ということです。

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  なるほど。単なるスマートキー代わりではなくてセキュリティも兼ねているんだ。

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  ただしこの機能は「スマホが通信範囲内にある状況」でないと、リアルタイムには働きません。

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  通信範囲はどのくらいですか？

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  車とスマホの通信距離は80メーター位あるんですけど、これは直線見通しでの話です。

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  フムフム。

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  実際は建物などの遮蔽物があるので、10メーターから20メーターくらいの距離になってくることが多いと思われますが…。

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  車が外にあって、自分（スマホ）は建物内にいる、という状況だとそんなに遠くまで届くものではないのね。

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  スマホの通信は遮蔽物に弱い性質があるので「間に鉄製のシャッターがある」「鉄筋の建物内にいる」などの環境だと、感度が下がってしまいます。

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  木造一戸建ての車庫ならともかく、マンション住まいだと届かないかも、ってことか。

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  車とスマホの間の状況はいろいろですが、イメージ的にはそうですね。

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  「買い物中になにかあったら通知がくる」なんていう期待は無理があるか。

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  そうなんですけど、通信範囲外にあるときに車になにかあった場合は、スマホが通信範囲内に入った時点で通知されます。

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  では買い物中にドアがこじあけられたとしても……

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  前回言った通り、無理矢理ドアを開けてプッシュスタートを押してもエンジンはかからないし、通信範囲内に入った時点でスマホに通知もくるわけです。

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  フムフム。

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  リアルタイムかどうかでいったら、通信範囲外ではリアルタイムとは言えませんが、帰ってきたときには知らせがきますよ。

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  車になにかされた可能性がある、っていうことが分かるだけでも重要ですよね。

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  そうなんですよね。こういった機能まであるのは、ソニックスタート5の中でも「スマホ対応セット」だけなので、総合的に見てもイチオシモデルとなります。

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  なるほど。プッシュスタートスイッチを後付けするなら、セキュリティ面もよく考えて機種を選びましょう。