ソニックスタート特集

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ソニックスタート5のオプションパーツの選び方。何がいるのか？

ソニックスタート5は、プッシュスタートスイッチ等オプションパーツを組み合わせて取り付ける電装品。そこでオプションパーツの選び方をガイドする。「なぜそのパーツが必要なのか？」という理由もあわせて解説。

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  「プッシュスタートスイッチの埋め込み方法は…？」の続きです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  ここまでの連載で「ソニックスタート5の本体」と「純正プッシュスタートスイッチ」の選び方を解説してきましたが……

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  ふむ。

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  実際に導入するにあたっては、もう少し「あったほうがいいオプションパーツ」「車によっては必須」というのもあります。その点を補足したいと思います。

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  オプションパーツは、プッシュスタートスイッチだけではないよ、ってことね。

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  まず、純正でイモビライザーが付いている車の場合は、「イモビキャンセラー」が必須になります。

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  イモビイザーが付いていたら「ソニックスタート5」側がエンジン始動できないから。

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  そうです。こちらのキットに純正キー（イモビチップ）を格納し設置すれば「イモビチップ無しキーでもエンジン始動可能になる」というものです。



コムエンタープライズで販売しているDEI 556UXL イモビライザキャンセラーキット

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  純正キーを内蔵しておく仕組みなのね。ナルホド。

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  もうひとつあったほうがいいオプションで、「ソニックスタート用車種別ハーネス加工」があります。



詳細はコムエンタープライズのソニックスタート5参照。

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  車種によって適合品がある場合と、無い場合がありますが、適合があれば、選択することをオススメしています。

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  このオプションがないとどうなるの？

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  キーシリンダー裏で行うメインの配線作業の手間が、まったく変わってきます。

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  キーシリンダー裏での配線作業っていうのは、なにをしているのでしょう？

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  ソニックスタートがそもそも何をするかという話ですが、今までカギを差し込んで回していたキーシリンダーの役割を、ソニックスタートが行うわけです。

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  フムフム。

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  擬似的に……ですけど、カギを回しているのと同じ信号を車両側に送ることで、エンジンをかけています。

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  なるほど。

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  このオプションがあればキーシリンダー裏のメインのハーネスを抜いて、代わりにソニックスタート5のハーネスにつなぎかえるだけで済みますが……

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  オプション無しだと？

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  1本ずつ配線作業することになります。そしてこの部分は配線が太い。1本ずつ配線をつなぐ作業はなかなか難しいのです。


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  エレクトロタップで「カポっ」と手軽には、いかなかったりするんだ。

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  そうなんですよね…。エンジンスターターなどを取り付けるときにも同じことが言えますが、この部分の配線作業が一番難しいところです。

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  なるほど。

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  ここの配線作業でミスがあると、エンジンが止まってしまったり、かけられなくなったり、といった重大なトラブルにもつながりますから。

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  ……もともと「ソニックスタート5の取り付けはDIYではオススメできない」という話がありましたが、プロに頼むとしてもこのハーネスはあったほうがいいのかな？

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  あったほうがいいです。ただ古い車などだと、キーシリンダー裏にカプラーがなくて、カプラーオンハーネスは設定できなかったりはするんですが…。

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  そういう車種は、オプションハーネス無しで取り付けるしかないのね。

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  なお今の車はキーシリンダーの交換などの場合に備えて、カプラーが入っているのが普通。それでカプラーオン取り付けハーネスが作れるわけですね。

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  なるほど。

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  この車種別ハーネスの適合の有無については、適合表で確認できます。

ソニックスタート5公式ページ下方にある、「ソニックスタート用 車種別ハーネス加工」の適合表をクリックすると見られる。

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  適合があれば「カプラーオンハーネス品番」が書いてあります。なければ空欄、もしくはハーネス適合なしと書いてあります。

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  適合表を見れば、自分の車種の事情をだいぶ把握はできますね。

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  はい。

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  適合品が無かったら、取り付けの敷居が高いぞ、っていうことも事前に分かる。

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  そういうことですね。