DIYイルミシリーズ(年末年始SP)
LED注連飾り(しめ飾り)
の光らせ方╱仕上げ編
しめ飾り
×LEDイルミ
おごそか系は
電球色╱派手系は
RGBで演出
LEDしめ飾りを光らせるコツ。しめ縄・鶴・藁(ワラ)に仕込んだLEDの光を効果的に見せるためには、各アイテム&全体を少し浮かせて「光が広がる空間」を作るのが重要。そしてDC12VとDC5VのLEDを両方使った仕様なので、電源の取り方に注意が必要。
LEDしめ飾りに仕込んだLEDの光を、効果的に見せるコツ
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「LED注連飾り(しめ飾り)の作り方・光らせ方╱後編」の続き。
●DIYラボ別館:ユキマちゃん
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LEDしめ飾り、なんとかお正月飾りの時期に間に合いそうだ。
●DIYラボ別館:所長
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今日は仕上げと、電源の取り方についてやります。
●アドバイザー:エルパラ 平川研究員
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仕上げってなにするの?
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これを使おうと思って。
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両面テープのついた発泡スチロールの板みたいなものだね。
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これを空間出しのスペーサーとして使おうとかと。
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なんのこと???
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今回のしめ飾りに仕込んだLEDは、背面方向に付けているLEDも多いけど、壁にペタっとくっついた状態だと光が広がらない。そこで、少し「浮かす」のがコツなんだ。
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おー、なるほど。光を広げる空間を作る。
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発泡シートの厚みは1センチ程度しかないので、これを切り出してタテ方向に使うことで、数センチ単位で浮かせていきます。
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隙間が増えれば、ワラ背面に仕込んだ電球色のテープLEDの光が目立つんだ。
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それ以外のポイントでも「浮かせたほうがキレイに光が回るところ」には、入れておきます。
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鶴の飾りの下とかにも仕込んで、浮かせるのね。
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これは飾り付けの裏に仕込んだ、ネオピクセルリングの光を広げる狙い。
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しめ飾り自体は平面的なものだけど、間接光の演出のために立体的にするんだね~。
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このテクニックはいろいろな場面で応用が効きそう。
エルパラで販売している両面テープ付き発泡シート(4802)
DC12VとDC5VのLEDを混在させているので、電源の取り方に注意!
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最後に電源の取り方についての注意点。今回は「DC5V」と「DV12V」のLEDが混在しています。
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LED製品はぜんぶDC12Vではないんだよね。
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LEDテープなども含めて一般的にはDC12Vが多いですが、ネオピクセル関連はDC5Vのものが主流です。
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ネオピクセルは全部DC5Vってワケでもないんだ?
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今回使った中でいうと、ネオピクセルネオンチューブライトなどは、DC12V仕様だったりするから。
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確かにややこしいわね。
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ACアダプターなどで電源を取る場合、5V仕様のLEDに12Vの電気を流してしまうと、一瞬でLEDが壊れてしまうから要注意なんだ。
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ここまできて、そんなことになったら今度こそオシマイだね…。
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ACアダプターの容量の問題もあるので、今回使ったLEDを整理しておきます。
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ということは、ACアダプターも2種類に分けないとな。
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どのくらいの容量(アンペア)のが必要なんだろう?
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5Vのほうは合計2アンペア位使うので、アダプターの容量は2.5アンペアか……できれば4アンペアくらいのを使っていれば問題ないです。
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12Vのほうは、今回の使用量で3アンペア位のACアダプターがあれば十分ですね。
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DC5V・4アンペアと、DC12V・3アンペアのACアダプターがあればいいんだ。
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ただし「電球色のみで点灯させたいときもある」なら、DC12Vも、ネオピクセルグループと電球色グループでACアダプターを分けておきましょう。
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今回のしめ飾りライティングは、やっぱり電球色が映えるわね~。
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いっぽうで、RGBでグルグルと光って怪しい感じのバージョンは……圧倒的・華やか。
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なお、今回作ったLEDしめ飾りは、秋葉原にあるピカリ舘で展示しておきます。
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あー、去年作った LED鏡餅もある!
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お正月に秋葉原にお出かけする人には、ぜひ見てもらいたいねぇ。
✔ LED製品の消費電流(アンペア)を計算するときは、消費電力(W)を、電圧(12Vなど)で割り算する
✔ DC12V仕様で36WのLEDテープだとすれば、36(W)÷12(V)=3(A)
※これを目安に、できれば2倍近い余裕をもってACアダプターのアンペア数を決めるとよい。詳しくは「家のコンセントから テープLEDの電源を取る方法」参照。
光るLEDしめ飾り 電球色バージョン
光るLEDしめ飾り フル点灯バージョン
akibaLED ピカリ舘
秋葉原にあるLED専門店。改装中だった2号店が秋にオープンし、多種多様なLED製品が並ぶ。東京都千代田区外神田1-8-7
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