DIYイルミシリーズ(年末年始SP)
LED注連飾り(しめ飾り)
の作り方・光らせ方╱後編
しめ飾り
×LEDイルミ
しめ縄部には
ネオンチューブを
巻きつけた
前回バラした注連飾り(しめ飾り)のパーツを、それぞれが引き立つように光らせていく。飾り部分の「鶴」や「扇」はネオピクセルRGB LED、「しめ縄」にはネオンチューブ、そして全体に散りばめるイルミネーションにLEDストリングライトと、いろいろ使ってみた。
しめ飾りの「鶴」や「扇」などの飾り部分を光らせる
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●DIYラボ別館:ユキマちゃん
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前回は藁(ワラ)にLEDを仕込んだけど、今回はどうするの?
●DIYラボ別館:所長
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次は「扇」や「鶴」など、しめ飾りの飾り付け部分にLEDを仕込みます。
●アドバイザー:エルパラ 平川研究員
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ここはどんなLEDを使おう?
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ちょうど輪っかの飾りがあるから、ネオピクセルのリングを使ってみよう。
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平川研究員って、円形のモノを見ると、必ずイカリングを持ち出してくるわよね。
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……。
そういえばイカリング好きかも。 -
あ。「LED鏡餅」でもネオピクセルイカリングを使っていたね。
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イカリング系のLEDはサイズも豊富にあって、円形の部分にピッタリ合わせることができますからね。
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上手いこと隠れている。
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このリングは、しめ飾りの裏面……背面方向に向けて付けるのね。
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手前方向に向けたら、見られなくなるほど眩しいと思う。あくまで反射用かな。
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なるほど。LEDをこっちには向けない、っていうのはポイントだね。
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なお、今回はてっとり早くホットボンドで固定してしまいましたが、テグスなどを使ってもいいと思います。
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「鶴」の飾り付けを光らせる方法はあるの?
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「4LEDネオピクセルRGBモジュール」を、鶴の背中に仕込んだらいいかなと思って。
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これにはICを内臓したネオピクセルRGB LEDが、4個付いています。
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これもネオピクセルなんだ。
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先に付けたネオピクセルリングの送り側の先に、この4LEDモジュールを付ければ、ひとつのコントローラーで連動して光ります。
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なるほど。それでネオピクセルで揃えている。
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どのネオピクセルでも連動するわけではなくて、今回使っている2つは共にWS2812、というタイプなので互換性があるんだ。
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同じ種類のチップで統一すると都合がいいんだね。
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この4LEDネオピクセルRGBモジュールは、鶴の飾り付けの中に内蔵しました。
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小さい基板だから、まさに隠すのに好都合だ。
エルパラで販売しているネオピクセルRGBリング WS2812B(9115)を用意。
ここでは90ミリのリングを使用。
4LEDネオピクセルRGBモジュール(9765)を用意。配線は別売りのもの。
しめ飾りのしめ縄にネオンチューブライトを巻き付ける
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しめ縄の部分も何か仕込みたいわねぇ。
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ここにはネオピクセルネオンチューブライトを使ってみようかな。
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新しく登場した最新型のネオンチューブライトだね。
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できればこれも、しめ縄の背面側に隠したいところだったんだけど……隠せるほど細いサイズがなくて。
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あ、そうなんだ。
太さはワンサイズ。 -
隠せないなら、そのまま巻き付けてしまおう。
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直接見せたら眩しくないか?
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ネオンチューブは間接光なので、その心配はないですね。
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固定は例によってホットボンドでいい? ラクだし。
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ところがこのネオンチューブはシリコンなので、ホットボンドではまったく付かないんだ。
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あらま。
どうするの? -
極細のステンレス線などでくくるのがオススメだけど……今回はスズメッキ線でくくってしまおう。
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そのへんにあるものを使っていくあたりに性格が出てるわね。
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予算をかけずに、本館倉庫にあるものでやっているんだから仕方ないだろ。
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いやー、面目ない。
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ここまで出来たら、分解したしめ飾りを、ホットボンドで付け直します。
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ちなみにネオピクセルリングと、ネオピクセルネオンチューブを試験点灯させると、こんな感じ。
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なんか、おごそかというより宇宙っぽいっていうか〈未知との遭遇〉みたいな……?
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リングとシリコンチューブは、ネオピクセル系LEDだからな。電球色系はこれから。
しめ飾り全体に電球色LEDを散りばめられる、便利なLEDストリングライト
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全体的に電球色をもっと足したいところだね。
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電球色のLEDストリングライトを使おうと思います。
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これを、鶴の飾り付けの部分に使っていきます。
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巻き付けていけばいいのね。
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そうなんだけど、ストリングライトの場合は、点灯させて具合を見ながら、巻き付けていくといいんだ。
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点灯させながらでないと、どこがどう光るかよく分からないので。
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なるほど。
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ちなみに今回の鶴だと、ストリングライトを2本ぐらいしか使うスペースがなかったので……残った分は、ワラなどに貼り付けていきます。
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あまりは切ってしまえばよくない?
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ストリングライトは、余った分をカットすることはできないんだ。
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それはなぜ?
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抵抗などがまったく入っていないLEDなので、LEDの数を減らしてしまうと、負荷がかかってしまいます。
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そのままの長さを使い切るしかないから、ワラ背面で消化しているんだ。
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そういうこと。
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今度は電球色バージョンだけで試験点灯させてみると……
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おお、これはまさに、おめでたい感じのLEDしめ飾りじゃないか。
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カタチになってきたわね。
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使うLEDとしてはこれくらいで十分かなと思うんだけど……キレイに光を回すために大切なのは、LEDだけではありません。
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なんのこと???
DC12V LEDストリングライト(6876)の電球色を用意。
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