ステッカー自作連載【第4回】
手切りでステッカーを自作する方法
【プロッター不要!】
ロゴとクルマの両方のカッティングが用意できたので、いよいよ貼りつけ本番
ステッカー貼り付け
ロゴの転写準備
まずメインロゴの方。
カッティングの表面にノリの痕などが残っていたら、パーツクリーナーなどをウエスに取って拭き上げておく。
次に!
切り文字のロゴなどを台紙から剥がして転写。ここはリタックシートが一番便利ではあるが……
普通は持っていないと思うので、今回はマスキングテープを使います。粘着力が弱くて貼っても剥がせる、という意味では同じなので代用できます。透明ではないから若干やりにくい程度の話ですね。
次に!
プレートに対して貼るときに位置合わせしやすいようにカットします。
ロゴの上端から1センチ、左右から1センチ、下端から1.5センチほどのラインで切った(下端はaが飛び出ているので余白大きめとした)
ワンポイント!
ロゴ周囲のマージンは、10ミリ、15ミリ、20ミリなどのキリのよい数字がオススメ。
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微妙な13ミリとかだと、次の位置合わせのときに計算がしにくくなります。かといって20を越えると、余白が多すぎて無駄です。
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あとから作ったグレーの車の部分もマスキングテープを貼ります。
位置合わせ作業
コレが便利!
この作業に便利なのが「目盛り付きマスキングテープ」。
まず高さ調整のためにプレートの縦軸に貼ります。横方向は正直カンで貼ってもいいんですが、高さ方向は厳密にやったほうがいいんです。水平がきちんと出ていないと「ロゴがナナメになる」ことになるので……。
そこで
反対側にも目盛りを貼りました。ロゴの上下マージンが同じになるようにステッカー位置を決めたら、あとはガイドとして使える横ラインを貼っておきます。
実際に貼るときにこのヨコ線に下端を合わせればよい、という目印。
ステッカー貼り付け
貼るときは全部めくると静電気とかで知らないうちにくっついたりとかするので、半分くらいだけめくって貼りにいきます。
次に!
今回の例でいうと右端から降ろして貼って、空気が入らないように押しながら、左側を着地させていってます。
次に!
マスキングテープを剥がすときにステッカー自体が付いてこないように、指でしっかりと押しつけて貼ります。
最後に
マスキングを剥がすだけなんですが、ここにコツがあります。真上方向に引っ張るんじゃなくて、マスキングを折り曲げる格好で横方向から引っ張ること。
横方向に引っ張り剥がす
この向きで引っ張るほうが、下のステッカーが引っ張られにくい性質があります
ロゴ本体部分は貼れましたが、まだ「a」の上の車が白地のみの状態です