ルームランプLED自作レシピ
3528チップLEDを使って
個性的なルームランプを自作する
平川研究員は「ルームランプの自作ならイチオシは5630チップLED」って言ってましたが、今回使うのは3528なんですね。……もしかして5630売り切れですか?
●レポーター:イルミちゃん
いやいやいや(笑)そういうことじゃないんです。今回言いたいのは……
「3528は個性的なルームランプ作りには面白い選択肢になりますよ」という話なんです。
アドバイザー:エルパラ・平川研究員
チップLEDの中では比較的ハンダ付けしやすく、色や基板の種類も豊富な3528。プロの加工でもよく使われている。
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そういえば平川研究員がサンプルで作ったルームランプは青とも白とも違うなぁ。これは水色?
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このサンプルはエルパラオリジナル色の「アイスブルー」です。ほかに「すみれ」「さくら」といった普通のLEDでは選べないパステルカラーもあります。
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なんか可愛いルームランプができそう♪
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そうなんです。3528はとにかく色の種類が豊富。これは5630や5050にはない利点です。
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なるほど。
内装をこだわってドレスアップしている人にはいいかも。
それと5630と比べると、専用基板の種類も豊富です。
マ
メ
知
識
チップLEDで自作する場合はLEDの種類に合った専用基板を使う。砲弾型やフラックスの汎用基板での自作とは異なる。
ええっと、今回登場してきたのは「12LED基板」と「18LED基板」ですね。
はい。汎用的に使いやすいのはそのあたりだと思ったので。…でも実際には3528基板はもっとあります(↓)
右から3、6、9、12(正方形と長方形)、18、24……とLED搭載数の異なる基板が豊富にある。
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こんなにたくさんの専用基板があるんですね! いろいろなパーツが作れそう♪
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最も自作に向いているチップLEDなので、いろいろなパーツが作れるように基板も揃えてあるわけですよ。
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……とはいえ、こんなに種類があるとかえって迷う気が。
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そういうと思いましたので、今回の自作キットは「12LED基板」と「18LED基板」の2種類に絞りました。ルームランプにはちょうどいいところかと思います。
というわけで次は自作に必要な部品一式を紹介します。キットとしても販売されていますよ。
3528 12LED
T10ルームランプキット
必要な部品一式をセットにした自作キットを、LED通販・エルパラで販売中。
●部品リスト
- 3528 チップLED 白色
LP-3528H252W :×12 - 3528 12LED基板 30×30mm:×1
- 1/4Wチップ抵抗 270Ω:×4
- スイッチングダイオード1N4148:×1
- T10電源取り出しコネクター:×1
LED数が18個のキットもあります。基板サイズは大きくなりますがそのぶん明るい! 作り方は12LED基板と同じです。
3528 18LED
T10ルームランプキット
必要な部品一式をセットにした自作キットを、LED通販・エルパラで販売中。
●部品リスト
- 3528 チップLED 白色
LP-3528H252W :×18 - 3528 18LED基板 20×50mm:×1
- 1/4Wチップ抵抗 270Ω:×6
- スイッチングダイオード1N4148:×1
- T10電源取り出しコネクター:×1