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カーテシランプ（T10）をLED化するときに知っておくべきこと

カーテシランプのLED化の注意点。カーテシランプに使われている電球はT10ウェッジ球がほとんどなので、普通のT10タイプのLEDバルブと交換できそう……例えばポジションLEDバルブが流用できそうだが、ことはそう単純ではない。

カーテシランプはT10の電球が横向きに付いている「横差し」が多い

「明るいT10 LEDポジションを他ランプに流用するときの知識」でも少し触れましたが、カーテシランプのLED化には注意点があります。
●レポーター：イルミちゃん
使われている電球自体は定番のT10ウェッジ球なんですが、いわゆる横差しが多いんです。
●アドバイザー：IPF 市川研究員
よくあるカーテシランプユニットの構造を見てみましょう（↓）

カーテシランプを外すと……

レンズ一体型のユニットになっていて……

分解すると電球が横向きに付いている

ポジションLEDバルブ

電球の照射範囲

横向きでも光る

IPFの107R。COB（チップオンボード）LEDを用いたシリーズの中の、107Rが横差し対応LEDバルブとなっている。

横差しの100ルーメンのほうが、無駄なく明るくできると言えます

無駄な200ルーメンより、無駄のない100ルーメンのほうがいい。
付け加えると、107Rは光源のLEDがCOBタイプ（チップオンボードの略。いわゆる面発光LED）なので、全周に光を飛ばすようになっていて、その意味でも電球に近いイメージです。
フムフム。
目に突き刺すような光がなく、ムラなくキレイに発光するので、室内ランプのLED化に向いています。
カーテシランプはバルブタイプがT10だから、T10のLEDバルブなら何でも流用OK……と考えるのは、早計のようです。

社外品のLEDヘッドライトバルブを選ぶときの重要な注意点についてはDIYラボ〈動画部〉がYouTubeでも解説しています。

DIY Laboアドバイザー：市川哲弘
LEDやHIDバルブでお馴染みのIPF企画開発部に所属し、バルブ博士と言ってもいいほど自動車の電球に詳しい。法規や車検についても明るく、アフターパーツマーケットにとって重要な話を語ってくれる。