通好みの電装カスタム

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シーケンシャルウインカーを、スライドドア連動で光らせる技

シーケンシャルウインカーが、スライドドアオープン連動で光る技を紹介。通常シーケンシャルウインカーが光るのは、ウインカーを出す時とハザード、カギをロック・アンロックした時だが「もっと光るタイミングを増やしたい！」ニーズはけっこう多く、注目を集めそう。

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  最近は、純正でシーケンシャルウインカーを搭載している車種がどんどん増えてますよね。

  ●アドバイザー：DENKUL 岡本研究員

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  確かにトヨタ系の新型車では、定番になりつつあります。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今日の話題は、そんな純正シーケンシャルウインカー搭載車がターゲットです。

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  ……純正で付いているほうがターゲット？

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  ハイ。せっかく高価なオプションのシーケンシャルウインカーヘッドライトなんだから、もっと活用しようと。

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  どういうこと？

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  お客さんの声を聞いていると、「もっと光るタイミングを増やしたい」という人が多いみたいなんですよ。

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  つまり、ウインカーやハザードだけではなくて？

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  そうです。ウインカーというのは、自分では見えませんしね。

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  確かに。

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  まあ、ウインカー以外のタイミングでいうと、カギをロック・アンロックしたタイミングでは光りますが、純正状態だとそれ位ですよね。

唯一、シーケンシャルウインカーが光る時（アンサーバック）


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  フムフム。

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  そこでまず、シーケンシャルウインカーとパワースライドドアを両方を搭載している30系アルファード／ヴェルファイア用をモデルに考えたネタ。

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  いつ光らせるのか？

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  スライドドアを開けたタイミングでシーケンシャルウインカーを光らせるんです。

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  おー！


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  車から降りるときだとすれば、スライドドアを開けるタイミングでシーケンシャル点灯させることで、後方の車への注意喚起にもなります。

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  シーケンシャルウインカーだと目立つし、良いアピールですね。

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  いっぽう自分が外にいて、リモコンとかでスライドドアを開けたとき、シーケンシャルウインカーが光りながらスライドドアが開くのが見られて「カッコイイ、満足♪」……そういうユニットを開発しました。



デンクルのドアオープンシーケンシャルハザードキット

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  これって、どれぐらいの間、光っているんですか？

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  スライドドアが開き始めると同時に、シーケンシャル点滅がはじまって、ドアが開ききったところから、さらに3回シーケンシャル点灯して消えます。

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  開ききったあとも、ちょっとだけ残すわけですね。

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  だからといって、いつまでも光っているのもクドイので、「もともとこういう仕様なのかな」というニュアンスで、最適なところを研究しました。

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  あくまでも純正っぽく。

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  そうです。だから違和感ないですよ。挙動が後付けっぽくないからです。

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  なるほどね〜。

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  しかし、これを付けたあとで純正状態を見ると、純正のほうは確実にさみしい感じに見えてきます。ガチャ、ピー……だけかぁ、みたいな。

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  目のつけどころがデンクル。

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  今後は、スライドドア車で対応車種を増やしていくつもりです。

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  ただ、取り付けに関しては、いつものデンクルのシリーズよりは少し難易度が高いです。

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  まあ、デンクルはもともとカプラーオンが基本で、やさしいのばっかりですからね。

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  難易度が少し上がる理由は、ハザードスイッチの線に接続する必要があるためです。

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  ハザードスイッチ線って、どこで捕まえるんですか？

30アルファードの場合だと、ハザードスイッチがナビパネルのど真ん中にいます



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  だから、この周辺のパネルをバラさないといけない。

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  この裏で取るしかないのか。

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  それから、右と左のスライドドア連動線も必要ですね。

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  フムフム。

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  結果的に、運転席足元、助手席足元、ハザードスイッチと、距離が離れた場所にある線を取りに行くことになるため、ちょっと作業時間が長めにはなります。

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  いつものようにカプラーオン＋電源取っておしまい……とはいかない。

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  とはいっても、一般電装DIYがこなせる人なら、十分DIYで取り付けできるキットです。