東京オートサロン2018速報
東京オートサロン2018ルポ〜DIYラボ研究員のいるブース紹介①
チューニング&カスタムカーの祭典・東京オートサロン2018。車好きが毎年楽しみにしている、この年始の大イベントに、DIYラボの研究員も出展中。ぜひブースに遊びに行ってみよう!
東京オートサロン2018が開幕! 土・日に行く予定の人も多いと思いますので、取り急ぎお知らせを……
DIYラボ レポーター:イルミちゃん
DIYラボブースに遊びに来てね!
DIYラボ別館:ユキマちゃん
リアルDIYラボ研究員のいるブースをチェック!
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……ウソです。
DIYラボブースは、残念ながら存在しておりません。 -
そんな予算、あるわけないからね。
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しかし、普段からDIYラボの研究員として活躍しているメンバーのうち、3名(3社)はオートサロンに出展しておりますので、そのブースを紹介しておきます。
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リアル・DIYラボ研究員に会えるチャンスです。
公認車検のスペシャリストに相談するチャンス!
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で、研究員の誰が出ているの?
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ノリノリの順で行くと、まずは、この人。
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TICの越川研究員です。DIYラボでは、車検の専門アドバイザーを務めてもらっています。
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公認車検専門店がオートサロンに出るっていうのは、なんかレアっていうかアレっていうか……不思議な気もするわね。
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まあ、そうですね。フツウは業種的に出ませんね。でもTICは、実はかれこれ4年位出ているんですよ。
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へー! 公認車検屋さんが、いったい何を出展するの? まさか書類?
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……おい。
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仲間内のショップと、合計6台の車を並べています。ウチは、公認とマフラーを担当しておりまして……
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目玉車両がまた! トンデモナイ。
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衝撃の公認車。ある意味、自作の車で試験をパスするような話ですね。
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そんなことが、可能なのか。
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ちなみにサイド出しマフラーは、製作からTICが担当させてもらってます。
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ねぇ、これで公認取れるなら、一般的なカスタムは可愛いもんだと思うんですけど……
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そういうことになりますね。だから「公認を取って合法にすることはできる」、ということをもっと多くの人に知ってほしいです。僕は。
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確かに、カスタムカーの文化は、「そのままでは車検に通らない」という時点で諦めるのはもったいな過ぎますね。
東京オートサロン、楽しいですね♫
アドバイザー:TIC 越川研究員
インターセプター!
✔ ひとくちメモ
映画MAD MAXに登場する特殊追跡車両「インターセプター」を、日本の企業&ショップが結集して製作した1台。ベース車両はオーストラリア車のファルコン(1978年式)。
●「オーストラリアの車って、そもそも国際基準が取れていないんです。日本やヨーロッパやアメリカで走るための、車としての技術基準を満たしていないので、そのままでは日本の公道を走れません。公認(登録)を取るためのハードルも、ものすごく高いんですよ」。
●公認を取得するためには、すべての基準を取り直さないといけない。極端に言えば、ガラスひとつとっても、安全性の証明が必要になる。
●「とても苦労しましたが、ナンバー取得がなんとかオートサロン開催のギリギリに間に合いました」。現時点では、堂々と公道を走れるインターセプターに仕上がっている。
完全公認サイド出しマフラー。TICはマフラー製作も得意。
公認取得を前提にすれば、ベース車の選択肢は広がる
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そういう意味では、トヨタの1JZエンジンに載せ替えたS15シルビアなども、新提案を含んでいます。
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どういう意味?
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最近の車は、どんどんいじりにくくなっています。そして若者が乗れる手頃な価格帯で、良いベース車がない。これは業界の課題でもあります。
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確かに。
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けれど中古車市場に目を向ければ、シルビアとかで、エンジンだけはくたびれているけど、載せ替えればいい車になる例は多いのです。
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ほお。
それでS15が出てきたのね〜。 -
そうなんです。改造費もかかるから安いとは言えませんが、「若者でも背伸びすれば買える」ぐらいの価格帯で、楽しめる車を提案しようというコンセプトの1台ですね。
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エンジンを載せ替えた上で、公認を取得すれば何の問題もない……ということね。
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そういうことです。まさに。
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そっか〜。公認まで含めて考えれば、確かにベース車の選択肢は広がりますね〜。
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でしょう? TICが提案したいのは、そういう新しい車の楽しみ方なんです。
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なるほど、なるほど。
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RX-8も市場価格は安くなっている。しかし、ロータリーエンジンがブローしている例はたくさんある。でもボディ、足回りはすごくいい車です。載せ替えてリメイクすれば、いいベース車になり得ます。
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公認取得を前提にした、新しいカスタマイズの提案ですね。
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相変わらず、使命感に燃えるコッシー節全開ね。
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カスタムカーを文化として残すためには、イリーガル(非合法)な存在のままではいけない……というのが私の想いですから。
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そんなTICブースは、公認車検の相談に訪れるショップさんやユーザーさんがたくさん。初日午前中だけで、早くもノドを枯らす越川研究員ですが……
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最終日まで持つのかしら?しゃべりまくりだけど。
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(ご飯のとき以外は)ず〜っとTICブース(北ホール11)に、張り付いております。オートサロン期間中はリアル研究員として、一般ユーザーさんの相談にものりますので、ぜひブースに来てくださいね〜。
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それ本当?
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ここで言ったからには。
本当にやります。 -
えー、イラストの二頭身だけだと、誰が越川研究員なのか分からないかも知れないので、リアル越川研究員の近影も貼っておきます♪
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この人です(↓)
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車検のスペシャリストに気軽に相談できるチャンスって、あまりないので、ぜひ越川研究員を探そう♪
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相談が殺到した場合はどうなるの?
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早い者勝ちです。
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車検の悩みがある人は、まず「北ホール11」でコッシーを探せ。
製作・出展はプレミアムジャパン。公認取得はTICが担当。
ニッサン車に1JZ!
RX-8の1JZエンジン搭載車も
オートサロン搬入直前に完成したばかりなので、公認取得手続きはまだ済んでいないが、公認取得前提で製作されたマシン。
こちらも製作・出展はプレミアムジャパン。
DIYラボアドバイザー〈リアル〉越川研究員。※オートサロンでは、白衣は着ていません。
DIYラボ研究員は、あと2名ほど出展中。明日、続報でお知らせ☆