車のドア用LED

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助手席側にもセーフティイルミネーションを！

セーフティイルミネーションは後続車に「ドアが開いている」のを知らせて注意をうながす、ニッサン純正LEDパーツの名称。それが「運転席側専用」だったことから、今回の〈助手席にもセーフティイルミネーションを！〉の話が始まる。

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  今回は〈イルミスタ〉で、E52エルグランドにニッサン純正部品のセーフティイルミネーションを取り付けたときの話題。

  ●アドバイザー：イルミスタ 野本研究員

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  セーフティイルミネーションってなに？

  ●レポーター：イルミちゃん

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  ドアを開いている状態のときに、後続車に注意をうながすドアのイルミネーションですね。

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  あ～、それなら昔から定番のLEDカスタムですね。こういうの。


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  それと同じ目的の、純正部品の取り付けを依頼されましたので。

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  〈イルミスタ〉に純正部品の取り付け依頼？ 珍しい気がしますね？

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  運転席ドアと運転席側スライドドアの二箇所には、もともと純正のセーフティイルミネーションが付いていたんです。ディーラーで取り付けてもらったみたいで。

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  フムフム。

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  それで助手席ドアとその後ろのスライドドアにも、同じ純正部品を取り付けたいという要望です。

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  両側に付けたほうが安全なのは分かるけど、それならなぜ、最初に助手席側も付けてもらわなかったんだろう？

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  この純正のセーフティイルミネーションは、通常は運転席側ドア用なんです。

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  ……ほう。

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  運転席側には、もともと配線も通っていて、このセーフティイルミネーション専用のコネクターがあるようです。

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  ポン付けで電源が取れるようになっているんだ。運転席側は。

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  そうです。しかし、あくまでも運転側用なので、助手席側にはそれがない。

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  助手席側はカプラーオンではムリなのね。

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  そうなんです。取り付けには、ゼロからの配線取り回しが必要になります。

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  あ～、それでイルミスタに来てくれたんですね。

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  ハイ。そういう流れです。純正部品を自分で買って、持ち込みでの取り付け依頼でした。

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  純正部品のイレギュラーな取り付けも、〈イルミスタ〉までどうぞっていう話なんですね。

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  この先は、DIYで取り付ける人のための情報。純正セーフティイルミネーションをどうやって助手席側に取り付けしたかを、野本研究員に解説してもらいます。

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  純正部品といっても、普通のテープLEDをドア連動で光るように取り付けるのとやることは同じです。

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  フムフム。

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  純正部品のコネクターはあっても意味がない（つなぐ相手の配線がない）ので、切り落とします。そしてプラス線とマイナス線を延長して、電源とアースを取ります。

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  ドア連動にするんだから、ドア連動線を取る必要がありますね。

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  ただエルグランドは助手席ドアについてはカーテシランプが付いていますから、プラスもマイナスもカーテシランプの線から取れば、ドア連動になります。


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  おぉ！
  ドア内で配線作業が完結する♪

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  助手席ドアだけなら、そうですね。

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  あれ？ 助手席後ろのスライドドアは？

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  スライドドアのほうにはカーテシランプがないので、配線を室内側に渡さないといけません。

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  ……うぅ。
  世の中そんなに甘くない。

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  スライドドアから室内に渡る蛇腹ホースをいったん外して、その中に延長コードを通します。

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  室内側で、電源とアースを取り出すのね。

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  現行のノア・ヴォクシーなどと違って、エルグランドはドアスイッチが付いているので、ドアスイッチにアースを落とせばドア連動で光らせるのはカンタンです。

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  昔ながらのドア連動線の取り方でできるわけね。



✔「ドア連動線（ドアカーテシ線）の取り方」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  あとは電源の確保ですね。

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  エンジンをかけていなくてもドアを開けたときには光らせるので、電源としては常時電源が必要ですね。

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  常時電源はヒューズから持ってくるのでしょうか？

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  それでもいいですが、フロントドアにカーテシランプが付いている車の場合は、助手席キックパネル裏でカーテシランプの線を見つければ、そこから常時電源が取れますね。

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  ナルホド。
  そのほうがちょっと近い！

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  これで前後ドアに、ドア連動で光るセーフティイルミネーションが取り付けできます。


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  純正は運転席側のみで考えているようですが、自転車などへの注意喚起もできるし、助手席側ドアに光モノを付けておくのはいいことですね～。

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  今回は純正部品の持ち込み取り付けでしたが、テープLEDでやっても同じことはできますね。

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  ……そのほうがだいぶ安上がりにはなりそうな？

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  そうですね。その場合は材料費はもっと抑えることが可能ですね。