90系ヴォクシーの薄暮灯（はくぼとう）を球屋がLED加工

90系ヴォクシーの薄暮灯のLED加工レポート。薄暮灯（はくぼとう）じたいが目新しさのあるランプだが、早速の青LEDルックは、違いがわかるヴォクシーオーナーの注目を集めそう。

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  以前に90系ヴォクシーではついにフォグランプが廃止されて、代わりに薄暮灯（はくぼとう）というランプが付いたという話をしましたが……

  ●DIYラボ：イルミちゃん



90系ヴォクシーの薄暮灯（はくぼとう）

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  フォグランプではなくてアクセサリーランプの扱いになったようなので、青に変更してみました。

  ●アドバイザー：球屋 森田研究員


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  なるほど。フォグだったら青はNGだけど、これはフォグではないから……ってことね。

✔ フォグランプは白または黄色（淡黄色）でなければいけない。

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  キラキラしたレンズカットは純正のままです。消灯時に見たら、まんま純正ですね。

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  この薄暮灯って、アミのウラ側の灯体はどうなっているの？

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  オモテから見ると5灯光っているように見えますが、バンパー裏の灯体を外すと、実は1個なんですよ。


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  あ～、こうなっていたのか！ 5個のLEDが付いているわけじゃないんだ。

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  光源はひとつ、ですね。


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  あくまでもアミを使った、5灯の演出だったのね。

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  ちなみにこの灯体ユニットは、ヘッドライトと同じように熱で殻割り（分解）するタイプなんですが……


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  90系ヴォクシーのヘッドライトと同じく、ベチョベチョのゴム状のシーリングが使われていて、一度開けたら純正シーリングの再利用はできません。

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  閉じるときにやっかいなやつ！

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  そうなんです。純正シーリングはキレイに全て除去して、新たにシーリングをミゾに充填する作業が必要になります。

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  一番手間のかかるパターンって話でしたよねぇ。

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  なんなら内部のLED加工より、加工後の組み立て（防水作業）のほうが大変かもしれませんね…。

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  薄暮灯を分解すると組み立て時の防水作業が大変なのはさておいて、やっていること自体は〈LEDの打ち替え〉なんですか？

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  いや、LEDの打ち替え……というより、青LEDの追加ですね。

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  純正LEDも残っているの？

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  そうです。純正LEDは触らず位置もそのままで、その横にギリギリでLEDを追加したんです。

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  純正LEDとズレた位置にLEDを設置して、きちんと導光するものなのでしょうか？

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  やってみるとキレイに光りましたね。構造自体がうまいことで出来ているというか、最近の導光技術はスゴイです。


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  ちなみにスイッチで、純正LEDの白にも戻ります。

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  純正LEDを残した理由は、いつでも純正に戻せるようにするためか。

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  ただし、LEDを追加できるスペースはギリギリ1個分です。純正を残すなら、一箇所しか光源は追加できない。

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  え～っと、では純正LEDを取っ払う覚悟がある人は、2色切り替えとかできるってこと？

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  技術的にはそれは可能です。ただ、球屋での提案としては、基本的に純正＋青LEDでの案内になりますね。

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  まあ実際、青はカッコいいし、明るさも純正と変わらないというか、なんなら加工したほうが明るく見えるような……？


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  色が付いた分、目に入りやすい、という面はあるかもしれません。

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  純正の白よりしっくりきているようにも見える。

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  ヴォクシーのキャラクター的にも青はアリな気がします。

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  最近の車のフォグランプを加工するのは無理があると言っていた森田研究員ですが、フォグからとって代わった薄暮灯は、さっそくカスタムに挑戦しているというレポートでした。