フロントバンパーの外し方(カローラツーリング編)
フロントバンパーの外し方。バンパーを外す目的はいろいろあるが、ここではヘッドライトを外すため。モデル車はカローラツーリングだが、ネジやクリップの取り扱いや養生のやり方など、他車種でも参考になる内容だ。
ヘッドライトを外すためには、フロントバンパーを外す
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●DIYラボ本館:イルミちゃん
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エアー球屋プロジェクト(※)の第一歩としては、何から始める?
●DIYラボ別館:ユキマちゃん
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それでは、カローラツーリングをモデルに、フロントバンパーの外し方から解説していきます。
●アドバイザー:球屋 森田研究員
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なんでバンパー外しから入るの?
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フロントバンパーを外さないと、ヘッドライトが外せませんので。
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ここでの目的はヘッドライトのほうですね。
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そういうことか。
ヘッドライトさえ外せれば、夢は広がる。 -
フロントバンパーの外し方は、グレード・オプションによって多少の違いはあると思いますが、参考にしてもらればと思います。
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さて、フロントバンパー外しの第一歩は……
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まずはボンネットを開けて、フードカバーを外します。
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どうやって外すのコレ?
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クリップで留まっています。カローラツーリングの場合だと、クリップは以下の8箇所。
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クリップはどうやれば取れるんでしょう?
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中央を押し込むと、引き抜けるようになりますよ。
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カンタンだー。
どんどん行こう! -
えー、ところで外したクリップやネジは、場所ごとに小分けにしておきましょう。こんなふうに(↓)
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なぜ、こんな面倒くさいことするの?
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……。
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フロントバンパーを取り付けるときに、「あれ、クリップが1個ないぞ?」なんてこともなくなるし、場所ごとに分けてあれば、迷わずに元に戻していけるからですよ。
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ユキマちゃんみたいに何も考えていないと、かえって面倒になるパターンね。
※ パーツの脱着はDIYで行い、モノを送って、加工だけを球屋に依頼するモデル。「リアル球屋」に行けなくても、人気LEDカスタムを実現できる。
ペコン
ポコン
これでフードカバーが外れる
フロントバンパー取り外し前の準備
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続いて、ヘッドライトとフロントバンパーの一部を養生します。
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脱着時の傷付け防止ですね。
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ここでは養生テープを境界線に貼っていきます。養生範囲は、おおむねこのあたり(↓)
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ただし、ひとりでフロントバンパーを脱着するのであれば、ヘッドライトは全面を養生したほうがいいです。フェンダー側の養生も、もっと増やしてもいいと思います。
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なぜ養生範囲が変わるの?
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ひとりでフロントバンパーを外すとなれば、いつの間にか反対側のヘッドライトにバンパーを当ててしまったり……ということが起こるかもしれません。
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2人でやったほうが安全でしょうねぇ。できれば。
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今回は「2人がかりでフロントバンパーを外す」想定で、貼りました。
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養生の準備ができたので、いよいよフロントバンパーの取り外しにかかります。
フロントバンパーを固定するネジやクリップの位置は?
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フロントバンパーを外すときは、まずフロントエンブレムの裏側につながっている配線のカプラーを抜きます。
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カローラツーリングの場合は、上写真の2箇所ですね。
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そしてグリル上部のネジ3箇所を外します。
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それから、フロントバンパー側面のタイヤハウス内には、クリップがひとつと、ツメが2箇所かかっています。
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クリップは、引き抜くだけで取れました。
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ツメってどうやって外すの?
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ツメは内張りはがしなどで押し込んで、内側にスライドさせると外れますよ。
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これでフロント側もサイド側も、固定が取れた~!
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あとはバンパー底面のネジが残っています。カローラツーリングは、バンパー底に10箇所ネジがありました。
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むむ……ネジがどこにあるのか暗くて分かりにくいな。
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フロントバンパーが外れたあとの写真を見ると、ネジ位置がよく分かると思います。
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これで、クリップやネジによる固定はすべて外せたことになります。
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ようやくフロントバンパーが外れる状態になったようね。
フロントバンパーの取り外し方法
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えーっと、どこからどう引っ張っていいのか、分からないんだけど?
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まずはココ(↓)。フロントバンパー側面のフェンダーとの境界付近から、少しずつ前方向へ浮かせていきます。
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ただし、側面が少し浮いたら、そのまま引っ張るのではなく、自分の身体もグリル側へと移動します。
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「移動しながら引っ張っていく」のがポイント。一箇所を大きく引っ張ると、フロントバンパーにテンションがかかりすぎます。
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一箇所グイーっていうのはダメってことね。
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ある程度、フロントバンパーの固定が外れかかってきたら、フォグランプの配線カプラーを抜きます。
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フロントバンパーが外れると、ヘッドライトを固定しているネジにアクセスできるようになります。
フロントバンパーが外れた
DIY Laboアドバイザー:森田広樹
LED加工専門店・球屋代表。最先端かつデザイン性の高いライト加工技の探求者にして、アクリルづかいの若き老練者。純正風で分かりにくいまでにさり気ない、内装LEDイルミも精力的に提案。派手さより「完成度と質感」を重視する。
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