失敗しないヘッドライトの外し方
まずグリルを外す
エンジンルームのカバーを外す
バンパーを外すので車体前方に大きい布などを敷いておく。
まずグリルを外しますが、エンジン側のフードカバーを外さないとグリル上部のネジが取れない構造。ハリアーに限らず最近のクルマはこの流れが一番多いパターンです。
固定のピンはいくつかタイプがあり、ハリアーの場合は真ん中を押し込むと外れるタイプ
外したネジやピンは、袋に入れて
個別に保管しておくとよい
どこのネジなのかメモしておくと、戻すときにハメコミ忘れもなくなりますヨ。
ハリアーのエンジンルームのカバーはピン固定のみだったので、特に工具も使わずに外せました♪
グリルのピンを取る
カバーを外したことで、グリル上部を固定しているピンが姿を見せる。
指差しているところに固定ピン
このグリル上部の固定ピンは
エンジンカバー部とは別のカタチ
こじるのはあまりよくない。
マイナスドライバーなどでこじっても外せるんですが、ピンがダメになってしまったりするリスクがあるのです。
そこで登場。ピンを外す専用工具
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掴んで上に引っ張るだけ。しょっちゅうバラす人は持っておくと便利です。
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上側のピンを4本外しました。これでピン固定はすべてですか?
ピンは全部外れましたが、グリルとバンパーを固定している部分は「ツメの差し込み方式」になっているケースが多い。だからまだポンとは抜けませんよ。
グリルを引き出す
ハリアーのグリルはフロント方向に水平に引き出してツメを抜く。
写真で見えているのは中央付近のツメ2本。このほか左右端にも同じようなツメがある。
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抜いたグリルの写真を見ると分かりますが、こんな感じのツメ(黄色の矢印部分)が、バンパー側の穴に水平に差し込まれていたりします。
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これまた知らずに力任せに外そうとすると、ピンが折れそうですね。
このタイプのツメは引っ張るだけでは抜けない。今回の例でいうとツメを上方向に指で押し上げると、前方向に出せるようになる。
写真のように指でツメを押すとロックが解除されて抜ける。
これを知らず引っ張るだけだとツメが折れるわけです。こういう構造は車種によっても異なります。事前に情報がなければ、どういう風に引っかかっているのか慎重に確認しながら作業しましょう。