外したヘッドライトを加工業者に送る際の「ヘッドライトの梱包(こんぽう)方法」(前編)
ヘッドライト加工ブームの裏で、ヘッドライト運送中の破損事故が多発しています。皆さん注意してね!
加工を依頼する人も
オークションでの売買時も、
ライトの梱包(こんぽう)は
重要なテクニック
-
連載vol.1ではヘッドライトの外し方を解説しましたが、今回はDIYでライトを外せるだけでは不十分、という話題です。
●アドバイザー:球屋 森田研究員
-
なんかのっけから重たい話の気配ですね。
●レポーター:イルミちゃん
-
自分でそのまま加工する人はいいんですが、ライト加工自体は「加工屋」に頼むというケースでは、ヘッドライトを自分で発送しないといけませんよね。
-
そうだ、宅配便を手配しなくては!
-
いや、そういうレベルの話じゃなくて、ヘッドライトの梱包(こんぽう)がまだでしょう!
-
そうか。ヘッドライトが2個入るような大きな段ボールを探してこないといけないわけですね?
-
はいソコ! 2個のライトを1個の段ボールに入れるところから、そもそも危険です。
こんな風にヘッドライト1個ずつ梱包できる箱を用意する。
-
あの〜森田研究員。こんな都合良くヘッドライトサイズの段ボールなんて、普通のユーザーは持ってないと思いますケド?
-
でしょうね。ヘッドライトのサイズは車種ごとにバラバラですから。この箱だって即席で、入れるライトに合わせて作ったものですよ。
-
……ムムム、どおりでピッタリなはずだ。
-
カンタンにできますので、あとで作り方を紹介します。
-
ところで改めて考えてみると、「ヘッドライトを送る」なんてしたことないなー。どうするんだコレ。
-
普通はそうですよね。だから、梱包方法が甘くて、加工業者に届ける過程でヘッドライトを破損してしまう事故は少なくないのですよ。
-
なるほど。「外し方」と「梱包方法」はセットでマスターしないと意味ないですね。
-
「ワンオフ加工を注文するとき」だけの問題じゃなくて、「オークションでヘッドライト単体をやり取りする場合」も同じですよね。
-
最近はヘッドライト加工する人が増えて、ヘッドライトが単体で全国飛び交っていますからね(苦笑)。
-
というわけで今回は、長年ライトの発送をしつづけてきた球屋流の「安全策」を紹介します。