最先端のヘッドライト加工ルポ
球屋が早くも新型アルファードをライト加工
アルミ使いやパワーLEDの実装に要注目!
ここからは球屋の実際の製作工程を大公開!! DIY好きなら読むだけで楽しめる。ライト加工のプロを目指す人には必見。
アクリルを利用してアルミを切り出す技
今回の加工で使うアルミ板は1ミリ厚。素材自体はネットショップなどでDIYユーザーが購入することもできるもの。
基板用のアクリルなら0.5〜1ミリがいいです。それなら手でもカンタンに曲げられます
プロの現場でアルミ加工用に登場するのがピンルーターという機械。アクリル加工で使われるレーザー加工機とは別モノ。
ちなみにレーザー加工機ではアルミは切れません。傷すら付けられないんです。
アルファードのウインカー部の形状に合わせて切り出すため、アクリル板に型取り。ちょっとワニっぽいライン。
最初にアルファードのウインカー部分から厚紙を使って型取りします。それをPC上でadobe illustratorを使ってトレース。起こしたデータに沿って、レーザー加工機でアクリルを切り出します。
アルファードのウインカー部のカタチに沿って切り出したアクリル。
ただし今回の目的はアクリル加工ではないので、これはあくまでもアルミを切るための型として使います。
アルミとアクリルを接着するために強力な両面テープを使う。切断中にアルミが動いたら極めて危険なのでしっかりと接着する必要があるが、切り終わったら外すので恒久的な固定もできない。そこで再剥離可能な両面テープを使っている。
再剥離が可能+超強力な両面テープを貼る
アルミとアクリルを接着した
このアクリルをガイドとしてアルミを切っていく。