年末スペシャル
2018年のDIYラボを振り返る(後編)
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DIYラボ本館のイルミちゃんとDIYラボ別館のユキマちゃんの行く年・来る年(2018〜2019)。大みそかトークのテーマは「LED」。新年が、パワーLEDのように、明るい年になることを願って。
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さて!
DIYラボといえば、LEDです。 -
もぐもぐ。……それで?
※DIYラボの年末年始・特別手当は「お雑煮」(食べ放題)。
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後編はLEDカスタムを中心に、2018年を振り返っていきます。
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大みそかなので、ワインでも飲みながらね。
※年末&年始勤務者に許された、特別燃料(ただし持ち込み)。
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お雑煮にワインって、どうなの?
2018年のDIYラボを振り返る。後編です
DIYラボ レポーター:イルミちゃん
私は忙しいんだから、早くしてね
DIYラボ別館:ユキマちゃん
シーケンシャルウインカー自作(2018〜2019)
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2018年の目玉企画としては、シーケンシャルウインカー自作教室をやりました。
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この連載では全15回にわたり、シーケンシャルウインカーの作り方を徹底解説しています。
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LED加工専門店のイルミスタ・野本店長が、実践的なやり方を公開しているという意味でも、貴重。
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……ただ、世の中にはけっこう「アンチシーケンシャルな人」が多いことにも気づかされました。
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というと?
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「流れない普通のLEDウインカーの作り方もやってくれ」的なリクエストも、多かったりしてね。
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あ~。意外といるよね~、アンチシーケンシャルな人って。
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そういえば球屋の森田研究員が、新型クラウンのシーケンシャルウインカーを止めた、というのもちょっとしたニュースでした。
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球屋の森田研究員は、DIYラボ内でも群を抜いてアマノジャクだからね。
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そこで! 2019年は、アンチシーケンシャルウインカーの作り方もやりたいと思います。
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それ、普通のLEDウインカーってことでしょ?
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そうとも言う。
2018年の目玉企画
✔「シーケンシャルウインカー自作教室」の講師は、光ドレスアップ専門店イルミスタの野本研究員。プロの実践的な工夫は、シーケンシャルに限らず、LED自作全般の参考になる。
LEDカスタムの動向(2018〜2019)
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ところで以前であれば、LEDカスタムの花形と言えばヘッドライト加工でしたが……
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なんで過去形なのよ?
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年々、ヘッドライト加工はやりにくくなってきています。特に2018年は、その傾向が鮮明でしたね~。
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どういうこと?
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新型車の純正ヘッドライトが、いよいよ、LEDカスタマイズ・テンコ盛りみたいになってきた!
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純正でシーケンシャルウインカーも、当たり前になってきたし……
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純正のデザインの完成度が、ここまで上がってくると……
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LEDカスタムは、どうなってしまうのかッ!?
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殻割りしてまで手を入れても、それ以上カッコ良くすることは難しい……という現実問題に直面することになるッ。
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ヒッ。DIYラボといえばLEDなんでしょう? 来年は私たち、路頭に迷うの?
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……ま、まあ、ヘッドライトだけが、LEDカスタムじゃないし。
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フム……。
それもそうか。 -
ただ、「ヘッドライトやテールランプを切って大胆に加工する」LEDカスタムは、新型車では現実味が薄れていきそうです。
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そういえば昔あれほど流行ったLEDテール加工も、最近はあまりやっている人いないもんね。
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ヘッドライトも、同じような流れになるのかもね。
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でもさ、そう言ってるわりには、球屋はいつもバックオーダーでパンク状態じゃないの。アレはなんなのよ?
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純正でシーケンシャルウインカーを搭載する車種が増えてきたことで、シーケンシャル加工したい人が増えました。
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シーケンシャル屋さんだね♪
数年前は、アクリル加工屋さんとして注目を集めていたけど。 -
あと、シーケンシャルに限らず、レクサスの一部車種や上位グレードでは光るけど、それ以外の車は光らない、みたいな「光によるグレード差別化」が増えているから……
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フムフム。
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その差を埋めるような「後付けLEDカスタム」には、人気が集まる傾向です。
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純正風LEDカスタムってわけね~。
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例えば以下のような技は、その一例ですね。
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実際のところ、この手の技は、純正が採用するだけあって実用性アップにもつながる、というメリットがあります。
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純正LEDが進化したら、LEDカスタマイズは廃れるのかと思いきや……
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そう単純でもない。逆に後付けLEDカスタムのユーザー層を、拡大させているとも言えます。
LED×DIYで気になる「その他灯火類のルール」
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さて、外装のLED技が小技中心になっていく中、気になるのが「その他灯火類のルール」。
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外装にLEDを後付けする技は、大半が「その他灯火類」に該当するのよね。
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どういうやり方なら、保安基準に適合するのか(しないのか)。この問題について、専門家に聞いてまとめました(↓)
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ちなみに2016年にできたデイライトの法規とごちゃまぜになっている人も多く、その件でよく質問を頂くのですが……
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ふむ。
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300カンデラ以下の社外品デイライトは、法規的にはデイライトではなく「その他灯火類」ですので、新基準のデイライトルールではなく、上の「その他灯火類ルール」に従うべきものです。
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デイライトだけど、デイライトじゃない。
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そのへんで混乱している人が多いので、おさらい用として、こんな記事もやりました。
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2016年にできた新基準のデイライトルールは、実質的には純正デイライト向けの話と言ってもよく、実際のところ新型車では、明るいデイライトが増えています。
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例をあげると、2018年登場の新型クラウンのデイライトは純正で強発光状態(↑)
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確かに明るい!
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同じ純正デイライトでもCH-R世代のそれとは、比べ物にならない明るさです。
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この頃は、その他灯火類的に明るさを抑えていたから、「強発光デイライト」なんていうLEDカスタムも生まれたのですが……
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今後の新型車は、最初から強発光が当たり前になりそうね。
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いろいろな意味で、純正LEDがスゴイ!
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そっちを褒めてどうすんのよ。あれ、私のワインがない?
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モデリシュタがなんらー!!
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イルミが酔っ払ってきたので、そろそろお開きにしたいと思います。来年もDIYラボ別館(※)をよろしくね♪
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……ん?
その他灯火類の記事
✔ デイライト新基準を満たすデイライトは、最大1440カンデラまで明るさを上げられる。
✔ C-HRの頃はまだ、純正デイライトは明るさを抑えていた。
※DIYラボ本館と別館