アンサーバック後付け入門ガイド（第4回）

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アンサーバックの種類╱音の違い

アンサーバックは種類がいっぱい。いろいろ選べるのはよいのだが、その一方で「違いがわかりにくい」問題がある。ここでは主に出したい音の違いにフォーカスして、アンサーバックの種類をまとめた。

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  アンサーバックには、純正風のピー音や、US風のキュッキュッ音など、いろいろ種類があります。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  まだまだ他にも、紹介していないアンサーバックがありますよ。ウチはアンサーバックには、かなり力を入れていますので。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  しかし、そんなコムエンタープライズのアンサーバックを付けたいな、と思った時に困るのが……

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  な、なんでしょうか？

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  種類が多すぎる！

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  あ。そこですね。しかし、細かなニーズに対して、きめ細かく開発していった結果でして……音の好みも違うし。

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  そこで今日は、アンサーバックの種類をまとめて一気に解説します。特に重要なのは、音の違いですね。

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  では、地味な順にいきます。
  （※だんだん派手になります）

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  まず、アンサーバックが何も付いていない車に「ハザード点滅くらいはしてほしい」という時に付けるのがハザードアンサーバックです。


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  音は出ない。
  光のみのアンサーバックですね。

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  メリットは、値段が一番安いこと。サイレンやブザーなどを後付けしなくていい、という点もあります。

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  もともと車に付いているハザードランプを使うだけだから、取り付けもラクですね。

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  次に、ロック・アンロックした時「音」は欲しいけれど、派手なのはいらないよ、という人。

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  最近の純正アンサーバックと同じようにロック時にピー、アンロック時にピーピーとブザー音を鳴らすのが、ブザーアンサーバックです。


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  ブザーアンサーバックを後付けする場合は、ハザード点滅が必要かどうかでユニット選びが変わります。

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  そのあたりは、「アンサーバックを〈純正風の音〉で後付けするには？」で解説しています。

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  ブザーは、エンジンルームのどこかに設置します。



※設置のやり方は、「アンサーバックサイレンやブザーの取り付け方法」参照。

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  一番人気は、アメリカ映画などでも出てくるキュッキュッ音（キュンキュン・コッコッ）を鳴らすタイプです。

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  一般的なセキュリティでも使われている、アンサーバック音ですね。


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  このタイプは、キュッキュッ音を出すために、サイレンを後付けします。



※取り付け方法は「純正キーレスでUS風のキュッキュッ音を出す方法」参照。

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  取り付け工程は、前出のブザーアンサーバックとほぼ同じです。取り付けるのがサイレンかブザーか、という違いはありますが。

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  つまり、ピーピーでもキュッキュッでも、DIYで取り付ける難易度はほぼ同じ、ってことです。

✔ ひとくちメモ

詳しいユニット選びの方法は「アンサーバックでキュッキュッ（キュンキュン）音を鳴らすには？」参照。

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  次はボイスアンサーバックです。

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  ボイス？

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  英語でしゃべるアンサーバックですね。バイパーなどの、セキュリティを付けている車で聞いたことがあるのでは。


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  なんと! あれって……セキュリティを付けていなくても鳴らせる？

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  バイパー等のオプションに「516Uボイスモジュール」という有名な部品があります。それを使ってアンサーバック用に鳴らせるようにしたのが、ボイスアンサーバックなのです。



コムエンタープライズのボイスアンサーバックキット。汎用ボイス・バイパーボイスの切り替え可。

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  ちなみにボイスアンサーバックは声を再生しますので、（サイレンではなく）スピーカーをエンジンルーム内に設置します。



音声（人間の声）を再生するため、サイレンではなくスピーカーを使う。

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  実際のところ、ボイスアンサーバックを付ける人は（オプションで）サイレンも付ける人が多いです。

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  え!? スピーカーが付いているのに、なぜサイレンも付けるの？

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  例の「キュッキュッ音も出したい」人が多いからですね。あの甲高いキュッキュッ音は、サイレン独特の音。スピーカーで出すのは難しいんです。



サイレンは単体でも買えるので、ボイスアンサーバックにオプションとして付ける。

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  スピーカーとサイレンを両方付けると……キュッキュッと鳴ってから、英語でしゃべる車になるんですね。


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  セキュリティ装着車の定番の「音」を、セキュリティ無しで再現するコースですね〜。

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  こんなことができるんですねぇ。セキュリティを付けてもいないのに……ズルくていいな♪

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  ちなみに逆パターンですが、サイレンが付属しているサウンドアンサーバックを選んで、オプションでボイスモジュールを付け足しても、同じ結果になります。

  ※両者の本体ユニットは共通なので可能。

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  ボイスにキュッキュッを足すか、キュッキュッにボイスを足すのか……どっちにしても同じという話ですね。

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  最後に紹介するのが、ホーンアンサーバックです。

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  なんですかソレ？

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  これはちょっと異色の存在なんですけど、ロック時・アンロック時にホーン（クラクション）を鳴らすんです。


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  アメ車だと純正で付いているような車もあるので、アメ車風とも言えます。

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  しかし、ロック・アンロックで毎回普通にクラクションを鳴らしたら、ウルサイ気がするんですけど……

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  確かにホーンは、サイレン以上に大きな音が出ますからね。

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  日本では、向いていないのでは？？？

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  その点は大丈夫です。できるだけ音を小さく、短く鳴らすようにユニットで制御しているんですよ。



コムエンタープライズのホーンアンサーバックキット

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  そういうコトか〜。

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  短く、パパンっていう感じに鳴らします。

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  ……それにしても、ホーンの音がカッコいい車種でないと、アレな気がしますね。

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  まあ、どのホーンでないとダメというわけではありませんが、パーンみたいなホーンのほうが、ハマる面はあるかも知れませんね。

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  あ。
  ホーンから交換する手もあるか。



社外ホーンに交換するなら「社外ホーンの電源取り出しは、バッ直（バッテリー直）が安心」から読むのがオススメ。

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  社外ホーンに交換している人などには、ホーンアンサーバックはオススメです。せっかく交換しても、あまり鳴らすタイミングってないですからねぇ。

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  アンサーバックに使えば、社外ホーンも活用できますね。