アンサーバック後付け入門ガイド（第5回）

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アンサーバックにはセキュリティ（防犯）効果もある

ダミーセキュリティという目的で、アンサーバックを後付けする人も多い。アンサーバックのセキュリティ効果とは、どういうことかを考えると、なるほどな面が多々ある。ポイントはLEDスキャナーとの組み合わせだ。低コストで、ドロボーの裏をかこう。

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  セキュリティを付けたいけれど、誤作動を心配する人ってたくさんいますよね。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  夜中にサイレンが鳴ったら、近所迷惑ですよねー。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  そういう心配をする人は、本当に多いです。

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  理由は……住宅事情と国民性の、両方でしょうね。

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  その辺を考慮して、実はダミーセキュリティという目的でアンサーバックを後付けする人も多いんですよ。

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  ほほう。



警報目的ではなく、アンサーバック用途でサイレン（あるいはスピーカーなど）を付けるアンサーバックキット。

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  コムエンタープライズではセキュリティも扱っていますが、「……そこまではちょっと」という人が、アンサーバックキットを購入されるケースはよくあります。

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  アンサーバックだけで、セキュリティ効果なんてありますかね？

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  アンサーバック音を鳴らすだけではなく、LEDスキャナーも付けておくのがポイントです。いわゆる光の威嚇セキュリティですね。


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  ロックしてアンサーバック音が鳴ると同時に、スキャナーが点滅を開始するようにしておきます。こうすると、周囲からは、セキュリティが付いているように見えます。

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  あ〜、そうか。ホンモノのセキュリティ装着車もアンサーバックを付けているから。

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  そうなんです。

✔ ひとくちメモ

例えば駐車場に停めるところから物色していて、人間が建物に入った隙を狙ってくるタイプのドロボーだとすれば、停車時点で「セキュリティを付けている感」を大々的にアピールしておくのは効果的と言える。

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  特にサイレンが付いていないと出せない「キュッキュッ音」などは、セキュリティ装着車の定番アンサーバックだという話をしましたよね。



※「アンサーバックでキュッキュッ（キュンキュン）音を鳴らすには？」参照。

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  つまりキュッキュッ音のサウンドアンサーバックは、セキュリティ装着車風といえるんですね。

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  その意味では、ブザー音よりもキュッキュッ音の方が防犯効果が期待できますね。

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  なるほど、なるほど。

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  さらに、英語でしゃべるボイスとキュッキュッ音を組み合わせるようなアンサーバックになると……



製品やオプションパーツの選び方は「アンサーバックの種類╱音の違い」参照。

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  こうなるともう、セキュリティが付いているようにしか見えませんね。実はアンサーバックだけ、なのですが。

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  ホンモノっぽく見せるために、実際のセキュリティでも使われるようなLEDスキャナーを、アンサーバックと連動させておくというのもよいですね。

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  というと、どんなスキャナーですか？

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  スキャナーの売れ筋というか、特に有名なのは629Lなどです。



光が左右に走るように光る629L。コムエンタープライズのアンサーバックキットのオプションとしても購入可能。

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  これは、バイパーなどのセキュリティで使われているのと同じモノなんです。

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  なるほど。
  それで有名なんですね。

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  こういったスキャナーも、アンサーバックのオプションとして付け足せるので、思いのほか手軽だと思います。

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  オプション？
  べつべつに配線しなくてもいいの……？

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  コムエンタープライズのアンサーバックのユニットには、最初から外部のスキャナーをつなぐポートがあるので、そこにつなぐだけです。

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  そうなんだー。そのポートにつないでおけば、あとは自動的にロックと同時に光るんですね。

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  そうなんですよ。
  増設はカンタンです。

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  ロック中だけ光らせるために、複雑な配線をするわけではない。

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  そんなに値段の高いオプションでもないし、せっかくアンサーバックを付けるなら、セットがオススメです。

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  実際に異常があった時にサイレンが鳴るセキュリティとは違いますが、導入の敷居は低い。そこがメリットですね。