史上最速!? 50プリウスの殻割り方法を完全公開
50プリウス殻割り速報。続きです
まずグリル側のとんがり部(第一エリア)
上下のツメに注目!
コレでレンズがハウジングに引っかけてある。
まずグリル側のこの2つのツメを外すために、周辺を温めます。
最初にシーリングを温める範囲は……
だいたいこのくらい。少し広め
少し広めに温めないと浮かしにいったときに「まだ温めていない場所」に力がかかってレンズを割りやすい。
ヒートガンを動かしながら上記写真の「少し広め」エリアを温める。「レンズ部とハウジング境界のシーリング」を温めて柔らかくするのが目的なので……
境界を線状に温めていく
余計な場所には熱を加えないように注意。
第一エリアのシーリングが柔らかくなれば、レンズを浮かすことできる。このとき、引っかかっているツメを解除しながら浮かせる。
少し浮いたらOK。それ以上開きにいくのはNG。浮かしたら次にいくのがコツ。
第二エリアの温め&ツメロック解除
次は階段状になっている、真ん中付近のツメ解除を狙っていきます。
ただしレンズを浮かせるときに反対側にもテンションがかかるので、温め範囲としては上下ライン。つまりこのへん。
無理なくレンズを浮かせるために、上下セットのラインで温めていくのがコツ
上側のラインを温めてつつ…
ブオォ
下側のラインも温めていって…
ブオォ
上下ともちょっとずつ浮かしていく
第三エリアの温め&ツメ解除
階段状のところにあるツメを外すんですが、その先にもツメがいます。「二歩先まで温めながら」浮かすのが重要なコツ。
手前のツメ(写真右)を浮かそうとしたときに、先のほうが固まっていたら無理な力がかかってしまうので「その先のツメ付近まで温める」。
つまり次の温め範囲は、ライト下部全体に及びます。外そうとしているツメの前後だけ温めるのでは割れやすい。
なお先の下側を温めていて、次のツメが先に外せそうなら、そのまま外してOK。
ようは無理なく外せるなら、必ずしも順番にこだわる必要はありません