史上最速!? 50プリウスの殻割り方法を完全公開
50プリウスの新車紹介記事は山ほどありますが、DIYラボのスクープは、おそらく史上最速であろう「ヘッドライトの殻割り方法」です
50プリウスのライトは熱分解で開くと判明
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今回の取材前の準備で、さっそく片側だけ殻割りして勉強しておきましたよ。
●アドバイザー:球屋 森田研究員
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さすが 仕事が早い! 森田研究員はモーターショーで50プリウスを見学したときには「殻割りが難しいかも?」と予想しましたが?
●レポーター:イルミちゃん
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外側から見た形状的に、おそらくは熱分解できない(切るしかない)ヘッドライトだろうなぁ、と見ていたんです。
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確かになんか難しそうですねコレ。レンズ折れそうだし。今回もDIY派にキビシイ、重たい話になりそうですねぇ。
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ところがやってみると、意外なほどカンタンで。ちょっと拍子抜けしました。
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え?カンタン?
(カンタンだと残念そう。ホントにドMだわ、森田研究員。) -
そうなんです。
まず、普通に熱分解で開くタイプでした。 -
では以前に「ヘッドライトの殻割り方法」で紹介した、アルファード/ヴェルファイアと同じやり方でいいんですね?
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というかヘッドライトが小さいので、より開けやすい。殻割りとしては入門的と言えるかもしれません。
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ほほー。最近は新しい車になるほどいじるのが難しい、という話題が多いから、それは朗報ですね!
50プリウスのヘッドライト形状は独特
攻め方は、他車種でも似たようなもの。熱分解(熱で殻割り)できる車種なら参考になりますよ〜
50プリウス 殻割り方法
まずネジ類を外す
50プリウスの場合、
シーリングに噛んでいるようなネジがなかったので……
熱をかける前、
さきにすべてのネジを外してしまってOKです。
ほとんどのネジは普通のドライバーで外せる
ただし1本だけトルクスネジ(ネジの頭が六角の星型)が使われている。
ここだけはトルクスレンチが必要
コレ!
レンズ面を保護する
殻割り作業中の傷つき防止は必須です。
レンズ面を養生テープで保護する
労を惜しまず、レンズ全面を覆う。
殻割り時の攻め方
しかしドライヤーよりパワーがあるので、一カ所に熱を加えすぎるとかえってレンズを溶かすリスクがあります。
ヒートガンを使用した殻割りのより詳しい注意点は、「ヘッドライトの殻割り方法」を参照。
ヒートガンはホームセンター等でも手に入る。ドライヤーとの違いは、何と言ってもパワー。至近距離だとレンズを溶かすほどの熱が出る。
ここで先に殻割り後のハウジングに注目。シーリングを温めながらレンズを浮かせていく流れがわかる!
まずはグリル側から攻める。その後は以下の順で熱をかけつつツメを外していくとスムーズでした