ヘッドライト裏からイルミ電源(スモール連動)が取れなくなる日╱後編
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電源の取り出し方法
今回のモデル車»30アルファード
まず先にエンジンルーム側の処理を行います
車内側にカプラーを付けた時点で常時電源等も流れて来るので、後からエンジンルーム側の作業をすると、作業中に配線を鉄板に当ててショートさせる危険がある。
エンジン側のカプラー接続
カラ配線のカプラーを探す。ヒューズボックスと助手席側ライトの間あたりの空間に沈んでいる可能性が高い。
ちなみにエンジンルーム側に付けるハーネスはコレ。
カプラーの形状は同じ4ピンで、純正にそのまま差せるようになっている。
差し込めばOK。入る向きは決まっている
4本の線がそれぞれイルミ電源(青)、常時電源(赤)、イグニッション電源(グレー)、アース線(黒)となる。
使わない線は、熱収縮チューブなどを使って絶縁しておきます。ショート対策は必須!
室内側のカプラー接続
室内側は、カプラーの見つけ方からスタート!
室内側には運転席足元の上空に10ピンカプラーがいるが、キックパネルを外した状態で覗き込まないと見えないのでバラすのが先。
キックパネルを外す
ネジ1本取れば、すぐに外せる。
下から上を覗き込むと…カプラーが見つかる
コレ!
球屋の10ピンカプラーを用意して……
つなぐだけでOK
これで4つの電源がエンジン側へ送られるのです
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実際の作業は、驚くほどカンタンなんですね。
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どこかから電源線を引っ張ってくるような手間はないですからね〜。
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今回はイルミ電源取り出しの話題として紹介しましたが…
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同時にイグニッション電源なども取れているので、デイライト点灯などにも使える技です。
イルミ電源は配線から取り出すのが定番だが、中にはヒューズから取り出せる車もある。そのあたりの事情はDIYラボ〈動画部〉がYouTubeで解説しているので、ぜひ見てね。
DIY Laboアドバイザー:森田広樹
LED加工専門店・球屋代表。アクリルづかいを筆頭に、最先端のライト加工技の探求者。実際にお客さんの10台中9台はアクリル加工をする、というほどのエキスパートだ。派手さよりも「完成度と質感」を重視。デザイン性の高さでも全国屈指。
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