ツイーター導入ガイド

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純正でドアスピーカーのみの車に、純正ツイーターを後付けする方法

純正でツイーターが付いていないドアスピーカーだけの車に、純正のツイーターを後付けしたい人向けのガイド。ツイーターなし車に、純正ツイーターを流用できる可能性は高い。しかも思いのほか簡単に。なぜかというと……

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  純正でドアスピーカーしか付いていない車（ツイーター無し）に、純正ツイーターを後付けする話題です。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  後付けで社外ツイーターを取り付ける方法なら、以前に教わっていますが……

  ●レポーター：イルミちゃん



✔「純正スピーカーにツイーターを追加するときの知識」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  今回は社外品のツイーターではなくて、純正ツイーターを後付けする解説なんです。

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  へー。
  そんなのもアリですか。

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  純正状態だと左右2スピーカーのみ（左右ドアのみ）の車でも、グレードや装備の違いによっては別体ツイーターの付く4スピーカー仕様・6スピーカー仕様（リア含む）が用意されている例は少なくありません。

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  同じ車種でもツイーター無しと付きがあるのは、珍しくないんだ。

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  そんな場合は、純正ツイーター位置にスピーカーグリルがあったりします。ツイーター無し車であっても。

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  そのグリルを外すと……？

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  ツイーター取り付け用の穴はあるけど、純正ツイーターは付いていない、という状態ですね。


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  なるほど～。純正ツイーターなら、ココにそのままポン付けできてしまう！

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  そういうことですね。

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  後から純正を付ける位なら、ツイーター付きの車を買っておけばヨカッタというツッコミはさておき……

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  車を買うときはそこまで考えていなかったけど、あとからツイーターが付いていないことを知って、純正ツイーターを付けたい、という人も中にはいますので。

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  いるでしょうね。あえて純正っていうのが渋い…。

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  ちなみに今回後付けしたのはカローラツーリングの例なんですが、この車はツイーター用の純正配線は通っていない状態でした。

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  ということは、配線は引き回ししないといけない。

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  そうですね。フロントスピーカーに向かう配線を分岐させて→それをツイーターに入れる流れになりますが……

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  フムフム。

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  純正配線を傷つけたくないという人は、ビートソニックのBH10を使うといいですよ。



Amazonでも販売されているビートソニック BH10（※ディスプレイオーディオ車専用であり、JBLプレミアムサウンドシステム付き車には適合しない）

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  BH10を使うと、ディスプレイオーディオ裏から配線無加工でスピーカー信号が取り出せます。


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  BH10のフロントスピーカー出力の先に、延長用のスピーカーケーブルをつなげて、純正ツイーター取り付け穴まで通します。

助手席側


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  BH10のフロントスピーカー出力は、左右それぞれのプラス線・マイナス線（合計4本）があるので、それを右と左に振り分けます。

運転席側


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  BH10を使えば「どれがフロントスピーカー線なのか？」の調査もいらなくなるので、その意味でもシンプル。

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  そうですね。

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  それはいいけど……ひとつ気になる点があります。

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  配線方法は分かりましたが、確か「ツイーターは高音以外の信号が流れると、壊れてしまう恐れがある」と教わりました……



「ツイーターが壊れる原因。修理はできるのか？」参照。

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  この点は大丈夫なのでしょうか？

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  純正ツイーターには、高音以外の信号をカットするコンデンサーがもともと付いていますから、それは大丈夫です。

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  コンデンサー？

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  この部品によって高音以外の信号はカットされて、ツイーター本体には流れないようになっています。

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  ではスピーカー線を直結していいんですね。

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  そうですね。純正ツイーターの場合は、たいがいコンデンサーが付いているので、クロスオーバーネットワークのような部品はなしで増設できます。

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  なるほど。

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  取り付けは、グリルカバーの裏面にもともと純正ツイーター取り付け用の穴があるので、そこにはめただけです。


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  ちなみに取り付け位置の構造を見る限り、もっと大きいツイーターも付けられそうなので、試しにカロッツェリアのツイーターを付けてみたら、問題なく付きました。



カロッツェリアのセパレート2wayスピーカー「TS-C1736S」の付属ツイーターを付けてみた。

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  ほほう。社外品でもポン付けできたんだ。

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  今回のカローラツーリングはそうでしたね。なにも加工せず、ネジ留めするだけで付きます。

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  なるほど。

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  このツイーターも、背面にネットワークが付いているので、問題なく付けられます。

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  ここでのモデル車はカローラツーリングでしたが、純正よりも大きいツイーターがポン付けできるよ、ということも判明。

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  どのみち配線を通して手間なり工賃なりをかけてツイーターを増設するなら、基本的には社外スピーカーのほうがオススメではありますからね。