新製品ニュース
2017年春のエーモン新製品スクープ(電装アイテム編)
DIY用品メーカー・エーモンがこの春に発売した新製品の中から、「電装関連アイテム」をチェック!
エーモン(amon)の2017年の新製品ニュース。まず注目は、定番人気の検電テスターがモデルチェンジ。そして電装DIYのアイデアがひらめきそうな調光ユニットやスイッチ、接続コネクターの新型もピックアップ。さっそくチェックしてみよう。
定番の検電テスターがモデルチェンジ
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エーモンの検電テスターは、もともと3種類があります。その中で、定番的に使われていた「検電テスター(1569)」がリニューアル。それが今回のモデルです。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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……ということは、光と音(ブザー)が鳴るタイプ?
●レポーター:イルミちゃん
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そうですね。それと赤LEDと緑LEDを内蔵していまして、色で極性を確認できます。
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マイナス線を調べる時には、このタイプのほうが分かりやすいですね。
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その点は従来モデルと同じなんですが、新型ではLEDが変更され、LED自体が切れないようになっています。
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ほほう。
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LEDを飛ばしてしまうと検電テスターとして使えなくなってしまうので、そのあたりの耐久性をアップさせました。また、24V車にも問題なく使えるようになっています。
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見た目もスタイリッシュになりましたね〜。
検電テスター(ITEM NO.1547)
詳細はエーモンWebサイトの「検電テスター」(1547)参照。
プッシュボタン式の調光ユニット
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調光ユニット……というのは、LEDの明るさをコントロールするためのユニットですね。
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そうですね。従来タイプはダイヤルを回す方式だったんですが、新型はプッシュボタン式を採用しています。
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押すと、明るさが変わるんですね。
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そうです。ボタンを押す毎に明るさが変わります。
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連打するわけですね。
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そうすると10段階の調光+消灯を繰り返します。
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今どの明るさなのか、分からなくなりませんかね?
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インジケーターランプの明るさで、現在の照度レベルが確認できるようになっているんですよ〜。
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ほほう。
なるほどね。 -
それと前回の照度レベルを記憶する機能も付いています。
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どの位の量のLEDがコントロールできるのでしょうか?
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使用可能電流は最大1アンペアですね。それを超える場合は、エーモンの「ユニット用リレー」を併用してもらうと、最大3アンペアまで使用できます。
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まあ、とはいえ、室内のLED用途なら1アンペアあれば十分とも言えそうです。
LED調光ユニット(ITEM NO.2857)
詳細はエーモンWebサイトの「LED調光ユニット」(2857)参照。
マグネットが離れると電気が流れるスイッチ
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開閉連動スイッチは、磁石を使ったスイッチです。本体スイッチとマグネットが、10センチ以上離れると電気が流れます。
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マグネットが近づくと……、
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電気の流れが遮断されます。
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つまりどういう場面で使うかというと……?
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グローブボックスなど、開けたり閉めたりする場所に仕掛けておいて、開けた時だけLEDが光るようにするという用途ですね。
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なるほど〜。
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ガイドマーク付きになって、本体スイッチとマグネットを取り付ける向きが、分かりやすくなりました。
開閉連動スイッチ(ITEM NO.1628)
詳細はエーモンWebサイトの「開閉連動スイッチ」(1628)参照。
太線用の「接続コネクター」も登場
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そして最後に紹介するのが、「接続コネクター」の太線用です。
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1個のコネクターでつなげる「ストレートタイプ」も登場しました。
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この新型の接続コネクターは、すでに「接続コネクターの正しい使い方と、付け方」で詳しくレポートしているので、そちらを見てくださいね。
接続コネクター|太線用
(ITEM NO.2843╱2844)
詳細はエーモンWebサイトの「接続コネクター」(2843)参照。8個(4セット)入りと、16個(8セット)入りがある。
接続コネクター|ストレートタイプ
(ITEM NO.2864╱2865)
詳細はエーモンWebサイトの「接続コネクター」(2864)参照。4個入りと8個入りがある。
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。
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