LEDネオンチューブ
RGB LEDネオンチューブの固定方法
RGB LEDネオンチューブの曲げ方と固定のやり方を、シンプルな文字(アルファベットの「N」)を例に解説。ここで基本を学べば、より複雑なデザインのネオンサインも作れるようになる。
RGB LEDネオンチューブの曲げ方
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「2本に分けたRGB LEDネオンチューブを接続する方法」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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今回は、RGBネオンチューブの曲げ方や固定方法を解説します。
●アドバイザー:エルパラ 平川研究員
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固定ができないとネオンサインになりませんからね。
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まず曲げ方から。シリコンチューブに内蔵されているRGBテープLEDは、タテに収まっているため、かなり自由自在に曲がります。
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発光面に対して、タテに収まっているのは、曲げるため……という意味もあるのか。
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ただ、あまりにキツいアールで曲げると、内蔵されているLEDテープの回路が切れてしまうので限界はあります。
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どのくらいのアールで曲げていいのかな?
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推奨の曲げ半径は25mmとしています。
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実際には、もう少しキツ目に曲げて使っている人はたくさんいますけど。
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そうなんだ。
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文字の形によっては、けっこうキツく曲げないと表現できないこともありますからね。
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…確かに。まあ、いちおう、なるべく半径25mmまでの曲げ方を意識しておきましょう。
RGB LEDネオンチューブの固定方法
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続いて固定方法です。ここではカンタンな作例で、「N」のような形に曲げたいとしましょう。
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とりあげず手で曲げてみた。
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「こんな形にしよう」というイメージが決まったら、次は固定ですが、ここではアルミホルダーを使ってみます。
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このアルミホルダーにはM3径のネジ穴が2つ開いていますので、付属のネジで土台に留めます。
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ひとつ目のホルダーで、「N」の文字の中央付近を固定します。
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ふむ。
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そして改めて「N」の曲げ具合を検討して、決まったら、他の固定位置をマーキングしておきます。
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今回は、このように3箇所にホルダーがあれば「N」の字に曲げられそうです。
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思ったより少ないホルダー数でいけそう。
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そのへんは文字の形によりけりですが、「N」ぐらいの単純な形なら、ホルダー3つでも表現できました。
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もっと細かく、多くの箇所を固定したい場合は、小さいホルダーが便利です。
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あるいは直線をビシっと出したいときには、こんなホルダーを使います。
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金ノコなどでカットして、好きな長さにして使うこともできます。
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ネオンサインは、いろいろなホルダー類の組み合わせで作れるんですねー。
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文字と文字の間は、前回解説した「橋渡しの配線」でつないでいきます。
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なかなか創作意欲をかき立てられる素材だ。
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あとは、RGBコントローラーとACアダプターがあれば、このように点灯できます。
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今回は簡易的なやり方でできる、シンプルな文字で説明しました。より複雑なデザインは、前に単色ネオンチューブでやったように型紙をプリントアウトしてホルダーを配置して製作します。
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エルパラで販売されている8×16mmチューブライト用アルミホルダー
エルパラで販売している8×16mmチューブライト用ホルダー
エルパラで販売している8×16mmチューブライト用アルミホルダー 1m
DIY別館の「LEDネオンサインボード(光る文字の看板)の作り方」参照。
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