LED自作コラム
LEDネオンチューブの使い方。どうやってクネクネ曲げながら固定するの?
LEDネオンチューブを使うための周辺パーツ解説。最大のポイントは曲げ方で、曲げた状態で固定する「専用ホルダー」が充実。また切って使えるので、切った部分をきれいに処理できるパーツも揃っている。それらを使いこなすと、LED文字だって作れるのだ。
LEDネオンチューブは、専用ホルダーの使いこなしがコツ
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「LEDネオンチューブとは? 従来のテープLEDとの違い」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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今日は、新たに登場したLEDネオンチューブの使い方について解説していきます。
●アドバイザー:エルパラ 平川研究員
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自由自在にクネクネ曲がるんですよね~。
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曲がるんですけど、曲げた状態で固定する必要がありますよね。
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…ふむ。
そりゃそうだ。 -
そこで、LEDネオンチューブには専用のホルダー(※固定パーツ)がいろいろ用意されているんですよ。
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フムフム。
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まずは、一番シンプルで安価な、プラスチック製のホルダーがこちら。
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このように(↓)ポイントでホールドして、LEDネオンチューブを曲げるのです。
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ナルホド。
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もっとしっかり固定したい場面なら、アルミホルダーもあります。
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LEDネオンチューブをストレートに走らせるときの固定には、このアルミホルダーがいいですね。
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そしてLEDネオンチューブで文字の形などを作るときには、ピンポイント固定だけでは難しいので、こういうレールもあります。
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ほええ。
こんなのまであるのか。 -
レールホルダーなら、複雑な形でも、歪みが出ないように固定できます。
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なお、このレールホルダー自体も、金切りばさみなどで、好きな長さにカットできますよ。
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レールホルダーで形を作って、LEDネオンチューブをセットすると……
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自由自在に湾曲できる! こういうのを使って、文字の形とかを作るんだ~。
エルパラで販売開始した、LEDネオンチューブライト
ネオンチューブ用ホルダー。M2.1径のネジ穴が2個開いている。
ネオンチューブ用アルミホルダー。M3径のネジ穴が2個空いている。
ネオンチューブ用レールホルダー(1m)。下部にM3径のネジ穴が開いている。
好きな長さで切断し、きれいに末端処理できる
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LEDネオンチューブは、従来のテープLEDと同じく途中で切断もできます。カットラインは黒い点が目印。
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この点のところで切ればいいのね。
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チップLED3個単位で、このカット位置があります。長さにして25ミリ単位です。
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25ミリ刻みで、好きな長さに調節できる。
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それから、切断したあとの末端部分にかぶせるエンドキャップもあります。
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穴ありと、穴無しがあるので、配線コードが付いている側には穴ありを使います。
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気が利いてるなァ。
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さらに、エンド部も発光させたい場合に使うのが、エンドパーツです。
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色が付いている。
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LED文字などを作成するときは、エンド部まで発光して見えるほうがキレイですから、こちらがオススメです。
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なるほど~。
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エンドパーツは、背面側に配線が出せるようになっているのもポイントですよ。
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末端にこれをかぶせて、配線はボードの裏側に出すんだ。
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このように、LEDネオンチューブは、ホルダーや末端処理パーツが充実しているのがポイントです。
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こういう部品を使って、実際に何かの形に光らせてみたくなってきますね?
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では次回は実践編として、実際にLED文字を作ってみましょう。
穴無しエンドキャップ
穴ありエンドキャップ
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