通好みの電装カスタム

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パノラミックビューモニターのVIEWスイッチを、ステアリングに移設する電装カスタム

パノラミックビューモニターはトヨタ車のオプション。VIEWスイッチを押せば、駐車時だけでなく走行時にも「真上から見たような映像」が表示されて便利なのだが、VIEWスイッチが走行中でも押しやすい位置にあればもっと便利。それは電装カスタムで実現できる。

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  電装品メーカー・デンクルが新たに開発した「ステアリングスイッチパノラミックビューキット」のレポートです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  第一弾は、90系ノア・ヴォクシー用を作りました。

  ●アドバイザー：DENKUL 岡本研究員

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  何をしてくれる電装品なのでしょうか？

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  トヨタ車にパノラミックビューモニターというオプションがあります。

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  フムフム。

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  車の前後左右に付いているカメラの映像を合成して、ナビの画面にこういう映像を表示できるようになる機能です。例えばこれは、シフトをリバースに入れたときの映像（↓）


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  真上から見たような映像が映っている。駐車時の支援機能みたいな。

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  パノラミックビューモニターは、駐車時だけでなく「VIEWスイッチ」を押せば走行中でもこのような映像が映せます。


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  狭い道を走行中に対向車が来て、左側ギリギリまで寄せたけれど側溝は大丈夫かな……とか、当たらないかな……なんていうときも「VIEWスイッチ」を押して、映像で確認できます。

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  走行中の支援にもなる。

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  ただ、そういう使い勝手を考えたときに、問題になるのが「VIEWスイッチ」の位置です。

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  と言うと……？

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  これは90系ノア・ヴォクシーの例ですが、VIEWスイッチがシフトノブの右あたりにあります。


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  この位置だと、運転中にハンドルから手を離して押しに行かないといけないわけですよ。

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  ふむ。

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  しかもそんなに頻繁に押さないと人だと、馴れていないから「あれ～、スイッチどこだっけ？？？」ってなるんで……

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  いや、ちょっと……かえって危ないからやめて！

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  ……そうなんですよ。走行中にパノラミックビューモニターの映像を見たい状況のときに、ステアリングから手を離すこと自体どうなのっていう話です。

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  それで、デンクルはどう解決すると…？

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  そこで、ステアリングのスイッチで映像を切り替えできるようにしよう、というのが「ステアリングスイッチパノラミックビューキット」の発想なんです。



デンクルのステアリングスイッチパノラミックビューキット

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  コレを付けると、ステアリングスイッチで、パノラミックビューモニターの映像を見られます。

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  それならステアリングから手を離さずに済む！

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  そういうことです。操作性が良くて安全性が高まりますよ。

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  どのステアリングスイッチを押すのでしょうか？

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  ステアリング右側に小さく「MODE」と書いてあるスイッチがあります。これを押します。


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  これを「短押し」すると、パノラミックビュースイッチを押したのと同じことになり、モニターの映像が切り替わります。

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  ホー。あくまでも純正スイッチを活用するから、見た目も純正。

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  ちなみにこの「MODE」スイッチは、もともと「走行支援モード選択スイッチ」なんですよ。レーダークルーズコントロールに切り替えるときに使うものです。

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  その機能はどうなっちゃうの？

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  「MODE」スイッチを「長押し」すれば、純正機能として使えるようにしてあります。

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  もともとの純正機能を長押しに割り当てたんだ。

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  ハイ。それほどひんぱんに押すタイプのスイッチではないので、長押しになっても不便は少ないだろうと思いました。

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  いっぽうでパノラミックビュースイッチは、一瞬で切り替えるために短押しになっている。

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  そうですね。こうすると、パノラミックビューモニターの走行中の使い勝手が圧倒的に良くなりますよ。

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  これはパノラミックビューモニターをオプションで付けている人にはオススメの電装品ですね～。