車を便利にする電装DIY

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ビートソニックのHVXT01は、DIYでも取り付けできるのか？

ビートソニックの「HVXT01」は、アルファードのSDナビ+JBLプレミアムサウンドシステムに「外部入力」を設ける本格的な電装アイテムであるわりに、DIYでも取り付け可能。取り付ける前に、ここで作業の全体像をつかんでおくと、なおやりやすい。

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  「SDナビゲーションシステム＋JBLプレミアムサウンドシステムにも外部入力を作れる！」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  ビートソニックのHVXT01の取り付けについて解説したいと思います。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  そもそも、このような本格的なアイテムが、DIYで取り付けできるものなのか？

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  HVXT01の取り付けは基本的にほぼカプラーオンでできますので、電装品取り付けの中ではそんなに難しい部類ではないと思います。

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  カプラーオンといっても、ディスプレイオーディオに外部入力を作るときは、三段カプラーの分解があったりして、けっこうややこしかったような気が……

✔「ディスプレイオーディオでiPhoneのYouTubeを観る方法」参照。

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  今回の「SDナビ＋JBLプレミアムサウンドシステムに外部入力を作る」パターンは、カプラーの分離・合体作業は出てきませんので、ディスプレイオーディオよりカンタンですね。

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  ほう。

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  ごく普通に「抜き差しするだけ」のカプラーオンで、純正ナビと純正デッキの間にHVXT01を割り込ませることが可能です。

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  なるほど、なるほど。

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  まずは、キットの中に入っているハーネス類の解説をしていきましょう。

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  HVXT01のパッケージを開けると、このような中身が入っております。



Amazonでも販売されているビートソニック・HVXT01

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  配線がいっぱい入っている……。

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  そう見えますが、実際にはそれほど複雑ではありません。


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  HDMIケーブルとUSBケーブルは外部機器（iPhoneなど）とつなぐためのケーブルです。

USBは、iPhoneなどのデバイスへの電源供給目的。スマホ本体を充電しながらミラーリングできる。

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  では、車両側との接続に使うハーネスは、これら3本だけ（↓）か。

車両接続用ハーネス



GVIFケーブル（HVXとモニターの接続用）



GVIFケーブル（HVXと車両側の接続用）


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  これらはどこにどう、つなぐのでしょうか？

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  作業の流れでいうと、まずナビのモニター裏ですね。

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  フムフム。
  ナビ裏のカプラーに割り込ませる。

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  それからもうひとつは、グローブボックス裏側での作業になります。

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  グローブボックス裏で何するの？

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  グローブボックス裏側に、純正システムのデッキ本体があるんですよ。


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  HVXT01は、純正デッキと純正ナビの間に割り込むものなので、ナビ裏とデッキ側の両方でカプラーオン作業を行う、という感じですね。

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  そういうことか。

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  HVX本体は純正モニター裏側に設置できるスペースがあるので、そこに隠します。

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  本体を隠したら、HVXの外部入力ポートも隠れてしまうのでは？


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  ここからは付属の延長ケーブル（HDMIとUSB）を使って、好きな場所に取り回します。

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  そっか。最終的に外部入力をどこに持ってくるかは、ケーブルの取り回し次第なんだ。

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  あるいは、ビートソニックのUSB10というアイテムを使って、空きスイッチパネルにHDMI＆USBポートを設置することも可能です。



ビートソニックのUSB10

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  以前に「空きスイッチホールにUSBやHDMIの入力端子を持ってくると便利」で解説した手法ですね～。

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  ただし、30アルファード╱ヴェルファイアの場合は、USB10を付けられるパネルはステアリング左下あたりの1箇所に限られます。

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  なるほど。だとすると、グローブボックス内にHDMIケーブルとUSBケーブルを出しておく、でもいいですよね？

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  そうですね。それなら、HVXT01の同梱物だけでできますので、他にはなにもいりません。

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  なんとなく作業の全体像は掴めてきたぞー。

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  それでは、次回から実際の取り付け方法を解説していきましょう。まずはSDナビゲーションシステム＋JBLプレミアムサウンドシステムのモニターの外し方ですね。