LED自作コラム
チップLEDでルームランプ等を自作するときの基板は何を使えばよい?
ここでは専用基板を使わないで自作する方法を紹介します
これは一般的な砲弾型やフラックスでのLED自作に使うユニバーサル基板。
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専用基板が王道なのは分かりましたが、方法は他にもあるんですね。
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専用基板の欠点はサイズが決まってしまうこと。例えば3528などは基板も豊富に用意してありますが、サイズの充実度はLEDによってマチマチなのです。
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自分のルームランプのサイズには合わない、というケースが出てくるわけですね?
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そういうことです。あるいは灯体のスペースピッタリに作りたいという人もいると思います。
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何か方法があるんですか?
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そういう場合はやはり、自由自在にカットできるユニバーサル基板を使います。
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……例の「裏技」の件ですね。
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ランドが付いている「裏面」にチップをハンダ付けする、というやり方で作っている人もいるんですよ。
基板の裏面にチップLEDを載せ、ランドと電極をハンダ付け。ピッチが合えば不可能ではない。
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普通は基板の表からLEDを差し込んで、裏側の足同士をハンダ付けしていきますが……。
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この場合はLEDも回路も全部裏面にのせるわけです。専用基板と違ってLED同士をつなぐ必要もありますから、それらの接続もすべて裏面で行います。
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なるほど、裏技ですね……。
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そうです。
ただし基板のピッチ(ランドの間隔)とチップLEDのサイズが合っていないと、無理な方法ですけどね。 -
けっこうシビアな感じ。基板のランドにもうちょい幅があればいいのになぁ…。
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そこです!
実はランドのピッチを変換する「スペーサー」のようなアイテムを使う方法もあるんですよ〜。