車を便利にする電装DIY
USB電源ポートを
DIYで純正オプション風に埋め込む(後編)
USB電源ポートの埋め込みは終わったので、ここからは配線作業です
電圧変換ユニットにつなぐ
製品に含まれている箱型の電圧変換ユニットに、USB電源ポートの配線コードを差し込みます。ここはカプラーになっているので端子などは不要です。
カバーを元に戻す
配線の取り回しを整える前に、カバーを元の位置に戻します。最初に外した側面のピンも忘れずに戻しておきましょう。
ヒューズボックスを探す
撮影車両(デイズ)の場合は運転席足元奥ですが、キックパネルがないほうがやりやすので、先にバラしてしまいましょう。まずステップパネルを手で引っ張って取ります。
今回はステップを外さないとキックパネルが外れないパターンですね。これは重なり方によりますよ
キックパネルはピンで固定されているので、ピンを抜いてから全体を外します。
そして運転席足元から上方向を覗き込むとヒューズボックスが見えます。ヒューズだけならパネルをバラさなくても作業できるケースが多いですよ。
ヒューズボックスの位置は車種によりますが、メンテナンス目的で誰でも探せる位置にあります。説明書にも書いてありますよ〜
検電テスターで常時電源を調べる
検電テスターを用意し、テスターのクリップをアース接続します。近いところではドアヒンジなどがよろしいかと思います。
通常はACC電源から電気を取るのがセオリーですが、今回はエンジンオフでもスマホが充電できるように常時電源を取っています
常時電源ヒューズを調べるときは、エンジンをオフにした状態で検電テスターをヒューズ(金属部)にあてていきます。エンジンオフで反応すれば常時電源です。
ヒューズ電源をつなぐ
見つけた常時電源ヒューズと同じアンペア、同じ形状のヒューズ電源を用意し、元のヒューズを抜いて入れ替えます。
これで常時電源を取り出せました。この電源の取り方ならエンジンオフ時でも充電できて便利ですが、バッテリー上がりには注意が必要です。心配な人は「ACC電源をヒューズから取り出す方法」を参考にACC電源を取りましょう。