通好みの電装カスタム

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オートライトの点灯が早すぎる、という人向けのオートライト感度調整キットが登場

オートライトが義務化されて以降の車には当然ながらオートライトが標準装備されているが「点灯するタイミングが早すぎるのでは？」という意見も意外と多い。センサー側に細工して点灯タイミングを遅らせようとするマニアックな人もいるが、それをボリューム調整でカンタンにできるようにしたのが感度調整キットだ。

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  コムエンタープライズがなにやら新製品を開発したようなのでレポートします。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  オートライト感度調整キットというものを作りました。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員



コムエンタープライズのトヨタ・レクサス用オートライト感度調整キット「ニブラス」

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  オートライトの感度調整？

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  そうですね。最近の車はオートライトが（義務化されたため）標準装備されていますが、その感度については不満の声も多く聞いておりまして……

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  感度の不満とは……

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  オートライトが自動的にヘッドライトを点灯させるタイミングが早すぎる、というものです。

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  あ～。
  なるほど。

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  安全性を考えたら早いに越したことはないんですが「いくらなんでも早すぎるから何とか制御できないのか？」との声は多かったんです。

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  純正でも調整はできるのでは？

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  ……そうなんですけれど、皆さんが言いたいのは「純正の調整では一番鈍感な状態でも、まだ早すぎる」みたいなんですよ。

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  そういうことね…。

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  そのためユーザーさんの中には、オートライトのセンサー周りを加工するような人もいます。


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  センサー加工？
  そんなことできるの？？

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  黒いカバーを透明にして、より光が当たるようにすることで、オートライトの点灯タイミングを遅らせたりしているんです。

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  なるほど～。
  マニアックな技だ。

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  しかし、そうやって物理的に感度調整するのもタイヘンなんで、それをスマートにできるようにしたのが「ニブラス」なのです。

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  「ニブラス」ってまさか……

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  語源は「鈍らす」ですね。

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  そんな気がした。カタカナにするとカッコ良く聞こえるから不思議。

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  オートライトの感度調整だけにマトをしぼったシンプルな電装品です。

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  今回のはトヨタ・レクサス用ですけど、でも「オートライトの点灯タイミングが早い！」と不満を持っている人は、トヨタ・レクサスに限らない話ですよねぇ？

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  それはその通りです。ニッサン車なども点灯するのが早いんで、同じことですね。

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  ではトヨタ用に限らずニーズはありそうな……？

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  そうですね。今回は第一弾でトヨタ・レクサス用を出しました、ということです。

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  オートライトの感度調整はどうやるのでしょうか？

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  このキットにはボリュームが付属しています。それを左に回すと「鈍感」になり、右に回すと「敏感」になります。

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  マックス鈍感にするとどんな感じになるんだろう？



写真ではパネルに埋めこんでいるが、とくに埋めこむ必要まではない。

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  もしヘッドライトが手動だったとして、この暗さではさすがに点灯させたほうがいいだろう、ぐらいのレベルですね。

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  つまりマックス鈍感はやりすぎってことね。

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  いっぽうマックス敏感の状態にすると「純正状態」となります。

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  ではその中間ゾーンで、自分好みの感度を見つけるわけね。

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  調整するときのコツは、まず真ん中あたりで使ってみて、自分的に「早い」か「遅い」かを判断してもらう方法ですね。そこから先は好みがあると思うので。

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  調整用ボリュームはどこに付ければいいのだろう？

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  取り付けるときに自分好みの調整を決めてしまえば、頻繁に触るようなものではないので、隠してしまってもいいと思います。

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  それもそうか。

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  なので例えばコントローラー本体といっしょに、グローブボックス内に入れておくとかでも、いいのではないでしょうか。

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  あるいは全部裏側に隠すとか。

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  それでもいいでしょうね。

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  ところで取り付けはDIYでもできるのでしょうか？