LED自作コラム
車のLED照明にも使える小型ボリューム調光器
車で使用するLED調光器のオススメと、その配線方法をガイド。車用の調光器はリモコンで操作するタイプが主流だが、ここではあえてボリューム付き調光器を推す。従来のものより小型なので、車のLED照明の調光にピッタリ。
ボリューム調光器の中でも小型タイプなら、車のLED照明にも使える
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●レポーター:イルミちゃん
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一般的には、車で使うLED調光器は、小さくて隠せるリモコンタイプだと言いましたが……
●イルミスタ・アウトドア:長さん
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ふむ。
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ボリューム(ツマミ)の操作で、LED照明の明るさを調整できる「ボリューム式の調光器」を車で使うという手もあります。
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ボリュームが付いている分、サイズが大きくなってしまうイメージがありますが…便利は便利よね。
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私の推しは、この小型ボリューム調光器です。イルミスタでも最近販売開始したばかりのタイプ。
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対応電圧はDC12V~24Vですので、まさに車向け。定格電流も8アンペアあります。
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ほほう。前回勉強した「車で使う調光器の条件」を満たしたスペックですね。
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そして重要なのはサイズです。従来のボリューム調光器と比べたら、約半分くらいのサイズ感です。
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縦幅は約48ミリ・横幅は約44ミリとなっています。従来品は8センチ位あったから、比べたら確かに半減だ。
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それからボリュームは、オーディオアンプのような「ヌルっと」した操作感で、ずっと触っていられます。
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分かる人には分かる感触の高級感。リモコンとは違うんですよね。
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やはり、オシャレで味のあるボリューム式の調光器も捨てがたいと思います。
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このボリューム調光器は本体ユニットだけで販売されていますが、配線はどうやってつなぐのでしょうか?
小型ボリューム調光器の使い方(配線方法)
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まず、細いマイナスドライバーでネジを回すと、導線差し込み口が開くようになっています。
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ネジを締め込むことで、内部の金属プレートが上がり、導線を挟み込む仕組みです。
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開いた左側に、配線の導線を差し込むのね。
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電源側の線を「IN」側に差し込みます。プラスとマイナスも間違えないようにします。
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ここでは「配線をDCジャックに変換するコード」を使っています。
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いっぽうで「OUT」側は、LED照明につなぎます。ここでは例として、DCプラグ(オス)に変換したうえで、分配器のDCジャック(メス)とつなぎ、その先にダウンライトをつなげてみました。
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今回はDCジャック(プラグ)に変換するコードを使っていますが、ようするにプラス線とマイナス線をそれぞれ差し込めばいいわけですね~。
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そうですね。
導線を直結する方式です。 -
配線方法は分かりましたが、車で使うとなると、調光器自体をどう設置するんだという問題が残りますね?
※赤黒DCプラグケーブル(オス)と赤黒DCジャックケーブル(メス)は、接続相手に合わせて使い分ける。
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