東京オートサロン2023ルポ④
ワーキングランプ(作業灯)をスマホでオンオフできるワイヤレススイッチ
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IPFが新開発した電球色のワーキングランプ(作業灯)は「くつろぐためのワーキングランプ」というのが特徴だが、他にも重要な新製品があった。それはオンオフを制御できるワイヤレススイッチの存在。使い勝手の良さは、想像以上であるらしい。
ワーキングランプを制御するためのワイヤレススイッチが登場
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「キャンプで使いやすい電球色のワーキングランプ(作業灯)が登場」の続き。
●DIYラボ別館:ユキマちゃん
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ひき続き、東京オートサロン2023・IPFブースからのレポートです。
●DIYラボ本館:イルミちゃん
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電球色のワーキングランプをどうやって光らせるかですが、キャンプのときなどはポータブル電源から電源を取ることを提案しています。
●アドバイザー:IPF 市川研究員
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新しい電球色のワーキングランプ「641W」は消費電力を10Wに押さえているので、ポータブル電源などでも長持ちします。
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いや~、満天の星空を見ながらバーベキューを食べたあとは……うたた寝。
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ちょっと、寝るんだったら電気もったいないから消しなさいよ。
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うーん。
満腹で眠くて動けない……。 -
まるで電池の切れたロボットね。
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あとは頼む……
くかー。 -
いくら消費電力が下がったところで、すぐにサブバッテリーの電気を使い切るタイプね。
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そんなときは手元のスマホで消しておきましょう。
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え、なんですかソレ???
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これは新開発したアプリです。これをインストールしておけばスマホでワーキングランプのオンオフができるんですよ。
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なんと!
どういう仕組みなんでしょう? -
今回の新しいワーキングランプに限らず、IPF製オフロードランプ全てをスマホでオンオフできるワイヤレスユニットを開発したんですよ。
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もうひとつの新ネタは、ワイヤレススイッチだ!
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これがあれば車の外でイスに座ったまま、ワーキングランプ(作業灯)のオンオフができます。
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2系統までコントロールできるので、デモカーには2個のワーキングランプを付けています。
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なるほどォ。
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なおワイヤレスではなく、手動スイッチとしても使えますよ。
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このスイッチに対して、ワーキングランプをつなげていたんですね。
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そうです。スマホとスイッチは、Bluetoothで通信しています。もちろん電波法にも準拠していますよ。
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違法電波はダメよ……むにゃむにゃ。
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そんなものをIPFが発売するわけないでしょうが。
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違法電波を使っているような製品だと、法律に抵触するという問題だけでなく、実際に混信なども起こりますからね。
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スマホアプリのボタンがでっかくて押しやすそうなのもいいですね。
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そうなんです。シビアな操作をしなくて済むよう、押しやすいデザインにしました。
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車の屋根などに付けたワーキングランプを車から離れた位置からオンオフできるっていうのは、いろいろな場面で便利そう。
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去年からモニターテストしてもらっていた製品なんですが、キャンプに限らず、バス釣りの人などにも好評です。彼らは暗い時間から作業を始めますからね。
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スキーやスノボの帰りなどにも役立ちそうだ。
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ワーキングランプをアウトドアで活用するために、電源の取り方などは以前から提案していますが、そこにワイヤレススイッチを加えることで、さらに実用的なものにしたのが今回の新提案です。
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車の周囲でなにかの作業をするシーンが多い人には、オススメの組み合わせですね~。
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スヤァ……。
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ユキマちゃんはほっといて、車内に入りましょう。〈アリゾナの荒野〉は危険ですからね。
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……。
Amazonでも販売されているエーモン電源プラグ 12.5sqコード仕様(1537)などをワーキングランプの配線の先に付けて、ポータブル電源のシガーソケットにつなぐことで電源が取れる。
IPFのWRワイヤレススイッチ
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