ディスプレイオーディオ関連
ディスプレイオーディオにDVDとミラーリングの両方を後付けする方法(後編)
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純正オプションDVDデッキが選べないディスプレイオーディオ車で、DVD視聴&ミラーリングもできるようにする方法・後編は、実際にどのように配線をつなぐのかを解説。純正DVDとミラーリング映像は、スイッチで切り替えられるのでセレクターは買わなくてもよい。
ディスプレイオーディオに、後付けDVDの映像もミラーリング映像も両方映す
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「ディスプレイオーディオにDVDとミラーリングの両方を後付けする方法」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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今回は実践編。オプションでDVDデッキを付けられない車に対して、純正DVDデッキを付け、なおかつスマホのミラーリングもできるようにする配線方法を解説します。
●アドバイザー:ビートソニック ワタナベ研究員
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ビートソニックの「AOX-T2」を使って純正DVDデッキを後付けしつつ、「AVX-04」で外部入力を設けるやり方ですね。
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ポイントは、純正DVDデッキを後付けするためのハーネス「AOX-T2」をDVDデッキにつなぐ前に、「AVX-04」のハーネスを割り込ませるところ。
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そして、割り込んだ「AVX-04」のハーネスの先に、「AOX-T2」のハーネスをつなぎます。
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へ~。
両者は同じカプラー形状なんですね? -
ハイ。というのも、AVX-04はもともと純正DVDデッキのハーネスに割り込ませる形状になっているので、これは当然と言えます。
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そっか! だから純正DVDデッキ後付け用ハーネス「AOX-T2」とも、つなげられるんだ。
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AOX-T2の先は、別記事で先に解説したように、ディスプレイオーディオ裏のコネクターへの割り込み配線です。
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A、Bのコネクターを、ディスプレイオーディオ裏で割り込ませるんでしたね。
✔ AOX-T2の取り付け方法は、「ディスプレイオーディオに純正CD/DVDデッキを後付けする方法」参照。
セレクターなどを用意しなくても純正DVDとミラーリングの映像が共存可能
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いっぽう純正DVDデッキと「AOX-T2」の間に割り込んだ「AVX-04」の先には、「IF36」をつなぎます。
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IF36は、ミラーリング配線でよく登場するアイテムですね。
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そうですね。スマホのデジタル信号を、アナログ信号のRCAに変換する変換器です。
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ここから先は、いつものミラーリング配線と同じですね。
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今回の配線方法で両方をつなぐと、外部入力の映像(ミラーリング)も、後付けした純正DVDデッキの映像も、ディスプレイオーディオ側からはDVDの映像として認識されます。
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純正DVDデッキとミラーリングが共存できる。
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そうなんです。両者の映像切り替えは、AVX-04についている切り替えスイッチで行います。
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つまり、他にセレクターなどは買わなくても済むわけですね。これもメリット。
詳細はAmazonのビートソニック・インターフェースアダプター・IF36
AVX-04を使ったミラーリング配線方法は、「純正DVDデッキ付きディスプレイオーディオに、外部入力を作る方法」でより詳しく解説している。
スペアスイッチホール(空きスイッチパネル)用のアタッチメントも3種類付属している。
DIY Laboアドバイザー:渡邊悠二
カーエレクトロニクスの雄、ビートソニックにおける技術部のホープであると同時に、同社の「顔」としての活躍も期待される人物。プログラマー出身で、ITにも車にも強いが、いちばん得意なのは料理という説も。●ビートソニック TEL
0561-73-9000
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