外したヘッドライトを加工業者に送る際の「ヘッドライトの梱包(こんぽう)方法」(後編)
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ガムテープで固定する
箱をリサイズするために切った部分は強度が弱いので、補強しておく。
箱の補強のためのガムテ貼り
あとは縦横にガムテープを貼ってしっかり閉じる。
箱を閉じるためのガムテ貼り
切れ込みを入れて倒したカドの部分なども補強。ガムテープを貼っておきましょう。
補強のためのガムテ貼りで仕上げ
出来ました〜!! あとは「ワレモノ注意!!」とか「この面を上にしてください」などの注意を添えておきましょう。
ま
と
め
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まさか箱までDIYで作るとは思いませんでした(笑)。
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ヘッドライトにちょうどいい箱なんてないので、このやり方は実際に使えると思いますよ〜。
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さすが元引っ越し屋!!
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それは関係……あるかも(笑)。
(※編集部注:ライト加工職人・森田氏は若い頃に引っ越し屋さんで働いていました。今も若いですけど)。
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というわけで箱のサイズはけっこう自由に調整が効くんですが、ここで気になる「送料に関するお話」をしておこうと思います。
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送料! それは確かに気になる話ですね。
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ちなみに送料というのは、「長さ」×「高さ」×「奥行き」の3辺を合計した長さで決まってきます。
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てことは、箱が小さいほうが安いのねッ!! もっと小さくギリギリの箱にしたほうがよくないですかねコレ。
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……という気持ちは分かるけど、やめたほうがいいです。 ライトが箱パンパンの状態だと、箱に加重がかかったときにライト自体に力が加わるので、運送中の事故率が飛躍的に上がります。
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む−。まーそうですけど送料が……。
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ヘッドライトが破損したら、そっちのほうがはるかに高くつきます! 比べ物にならないほどヘッドライトのほうが高いんだから。
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それもそうか。ちなみに今回の箱サイズでいくら位かかるんだろう?
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一番近い関西圏から「球屋」(大阪府枚方市)までの発送だとして、1700円ぐらいかな。関東エリアからだとすると2000円台にのってくるかな〜位だと思います(※目安です。サイズや運送業者や地区による)。
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なるほど。そこからさらに数百円ケチるために、破損リスクを取るのは割に合わないハナシですね〜。
DIY Laboアドバイザー:森田広樹
LED加工専門店・球屋代表。アクリルづかいを筆頭に、最先端のライト加工技の探求者。実際にお客さんの10台中9台はアクリル加工をする、というほどのエキスパートだ。派手さよりも「完成度と質感」を重視。デザイン性の高さでも全国屈指。
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