パワーLEDの光らせ方入門╱ドライバーとのつなぎ方
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パワーLEDの光らせ方
パワーLEDとヒートシンクを合体
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ヒートシンク裏面にはもともと熱伝導性の両面テープが貼ってあるので、剥離紙を剥がします。
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3WクラスなどのパワーLEDになると発熱も凄まじいので、熱伝導性両面テープでは落ちてしまう可能性がありますが、今回のケースはこの固定でも大丈夫です。
熱伝導性両面テープつき
そのままパワーLEDを貼り付ける
パワーLEDとドライバーをつなぐ
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今回のドライバーは出力線が2本、入力線(電源側)が2本ありますが、赤黒線のほうが出力線、つまりLEDとつながる側です。
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今回は基板つきのパワーLEDを使っているので、そのまま配線を付けられます。まずは配線の芯線部分に予備ハンダを付けておきます。
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芯線が長すぎるとジャマなので、短めにカットしておきます。
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そしてパワーLEDの基板側の電極にも予備ハンダを盛っておきますが、ここはちょっと作業がやりにくいかもしれません。
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なぜですか?
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パワーLEDの放熱性を高めるためにアルミ基板を使っているのですが、ハンダの熱も逃げやすく、ハンダがなかなか溶けなかったりするのです。
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なるほど。
基板の放熱性が裏目に出るんだ。 -
どの電極がプラス・マイナスなのかは基板状にマーキングしてあるので、それに沿ってプラスとマイナスに1カ所ずつ予備ハンダを盛ります。
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プラスとプラスに盛らないように注意しましょう。
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そして予備ハンダを溶かして、ドライバーの配線をつなぎます。今回のドライバーは赤がプラス、黒がマイナス。
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あとはドライバーの反対側の線、今回でいうと茶色と青がそれぞれ電源側につながる線なので、これらを電源とつなぐだけです。
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今回はテスト用の電源とつないでますが、たとえば車両側のACC電源などにつなげばいいですね。
赤と黒の線をLEDとつなぐ
苦戦しつつ予備ハンダを盛る
意外とシンプルな回路
車両からの電源取り出しは「基礎知識まとめ」の記事が参考になります
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