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バックドアが足で開くハンズフリー機能をDIYで後付けする方法

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車に手を触れずに、足をかざすだけでパワーバックドア（リアハッチ）が開く。この最新＆便利なハンズフリー機能を、DIYで後付けする方法を解説する。まずは足に反応するセンサーを、リアバンパー下に仕込むところから。

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  この記事は、「バックドア（リアハッチ）が足で開くハンズフリー機能は後付けできる」の続きです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今日は具体的に、取り付け方法を解説していきます。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  取り付けるのは、イージーオープンキット・バックドア用です。



コムエンタープライズの新製品、イージーオープンキット・バックドア用

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  作業の順番はどこからでもいいんですが、ここではまずセンサーの取り付け方法と、室内への配線引き込みから解説していきましょう。

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  センサーとは、足を入れるポイント……つまりリアバンパー下に仕込みます。

足をかざすとセンサーが反応してバックドアを開ける


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  ここで、機能面だけを考えれば足をかざしやすいというのが大切なんですけど、あまり手前に付けると後続車などから見えてしまいます。

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  それはちょっとイヤだなー。
  見た目も大切ですので。

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  見た目を気にするなら、覗き込まない限り見えない位置に付けるのが望ましいですね。

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  ちなみに今回のモデル車はハリアー（60系後期）。モデリスタのエアロパーツが付いている状態です。

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  こういうケースなら、純正バンパーとモデリスタエアロの隙間を狙って仕込むことが可能です。


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  これなら、隠しつつ、けっこう手前ポイントに付けられますね。

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  もし、純正バンパーだけだったとすれば、少し奥には入ってしまいますがこのへんに付けますね。


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  当然ながら、ジャッキアップポイントなどは避けます。

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  ただし、この位置は、後ろから覗き込んだら見えてしまいますね。

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  そのへんは車種によって違うので、各自バランスを考えながらイイ場所を探しましょう。

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  自分でセンサーを付けた場所は自分で分かりますから、極端に言えば、真ん中である必要もありません。

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  ほー。

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  バンパー左端のほうが足を入れやすい、ということであればそれでもOKですよ。

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  なるほど、なるほど。

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  真ん中に付けると、足を入れたあとで、いったん自分が下がらないと、開いてきたハッチにぶつかってしまうので……

足を入れたあとでよける必要あり!?


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  こういう面も考えると、リアバンパーの端に付けるのも良いかも知れません。

このへんも狙い目か!?


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  荷物を持った状態でどこにあったら足を入れやすいか、ですね。

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  なお、固定として望ましいのはネジ留めすることです。

  ※ネジ留め＋付属の両面テープが推奨固定方法。

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  センサーは車体外側（底面）に付けますが、次はこの線を室内に引き込みます。

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  どうやって車内に入れるんだろう？？？

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  腹下にもともと穴が開いています。グロメット（ゴムキャップのようなもの）でフタしてあるポイントを使って、配線を引き込みます。

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  ほほう。
  そんな穴があるのか！

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  今回はハリアーの例ですが、まずラゲッジルームの底板や収納ボックス等を全部降ろしてから、フロアの生地をめくると、こんな風にグロメットが見えます。

室内側から見たグロメット


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  いったんこのグロメットを外します。

外すと鉄板の穴が見える


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  手で簡単に取れるんですね。

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  そして、まず先に車体下からセンサーの配線を室内側に入れてしまいます。

室内側（ラゲッジ底面）



腹下側


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  で、センサーの配線を通してしまってから、先に外しておいたグロメットを貫通させます。

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  どうやって？

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  キリのようなもので穴開けします。

キリキリ


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  センサーの線はけっこう太いので、大きめの穴を開ける必要があります。

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  しかし、穴が大きすぎると水が入るのでは!?

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  あとからコーキングあるいはホットボンドなどで防水処理しておきます。



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  線を通してから、グロメットを鉄板に付け直します。


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  おお〜。
  スムーズに配線が室内側に入りました。

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  腹下の配線がたるまないように、ピチっと腹下に沿わせたら、穴を開けたグロメットにホットボンドなどを打っておきます。

  ※熱を持たない場所なのでホットボンドでもOK。


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  この配線引き込み方法は、センサーに限らず、LED取り付けなどでも役立ちそうです。

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  室内に配線が入ったら、隠しながらフロント方向へ進んでいきます。