エマージェンシー・シリーズ
話題の停止表示灯、パープルセーバーをAmazonで買うときの注意点…!
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話題のパープルセーバー(停止表示灯)はAmazonでも買える。また新型が登場したのだが、より価格が安い従来型も買える。さらにAmazon限定セットもある…となると、どれを買えばいいのか迷いそう。そこでそれぞれの違いをガイド。
エーモン製の停止表示灯・パープルセーバーのラインナップをわかりやすく整理
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「三角停止板の代わりになるパープルセーバー(停止表示灯)が新型になった件」の続きです。
●DIYラボ本館:イルミちゃん
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Amazonでパープルセーバーをポチろうとしたら、中塚研究員に止められた件の続きね……なんでジャマするのよ?
●DIYラボ別館:ユキマちゃん
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あ……いや、買っていただけるのはありがたいんですが、パープルセーバーは複数のバリエーションで販売しているので、そのあたりを解説しておこうと。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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パープルセーバーって一種類じゃないんだ?
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まず、パープルセーバー本体としては「新型」と「従来型」の2種類が併売されています。
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新型と従来型の違いは前回解説してもらいましたが、従来型もまだ買えるんですね。
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今から従来型パープルセーバーを買う意味ってあるの? それどうせ在庫なんでしょ?
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おい、言い方……。
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販売価格でいうと従来型のほうが安いです。
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そういうことか…。Amazonで販売価格をチェックすると、新型は2980円、従来型は2118円だから……862円安い。
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安いほうにしておくか。
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えッ!? 今回の展開でそれは……
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あ。そういえば営業車用に停止表示灯を買おうとしていたんだった。どうせ会社のお金だから、新型でいいのか。
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総務部としては引っかかる言い方だが、まあ今回はいいでしょう。私は新型がほしい。
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ちなみにAmazonで販売されている新型パープルセーバーは「Amazon限定モデル」になっていまして、ホルダーがセットになっているんですよ。
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ホルダーって?
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使っていないときにセットしておくホルダーです。
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普通の市販モデルと、Amazon限定モデルの違いはそこなんだ。
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そうなんですよ。
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ホルダーも付いているなら、ますます新型のほうが狙い目だね。ではこの品番「4865」のパープルセーバーをポチっと……
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あれ? ちょっと待って。「4866」とか「4867」っていう品番のもあるんだけど…?
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「4866」は非常信号灯とのセット品なんですよ。
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非常信号灯……?
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あ! それは前に教わりましたね。発炎筒の代わりなるやつ。
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代わりになるんだ。それなら純正の発炎筒は外してもいいってこと?
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そうです。法律で義務づけられているのは「非常信号用具の装備」なので、純正でも発炎筒を搭載していますが……
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エーモンの非常信号灯でも車検には通る。
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ハイ。国土交通省保安基準適合品の信号灯ならば、発炎筒との置き換えが可能です。
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つまり三角停止板の代わりがパープルセーバーで、発炎筒の代わりが非常信号灯ってワケか。
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発炎筒より扱いがカンタンだし、消費期限もないし、LED非常信号灯もメリットが多いよ。
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え……発炎筒って賞味期限があるの?
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賞味期限じゃなくて消費期限な。
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あまり意識していないかも知れませんが、発炎筒には4年の期限があるので、期限切れになっている発炎筒は、車検のときに交換されているのです。
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そうだったのか~。知らぬ間に交換されているのね。
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しかし注意点がある。新車を買って最初の車検(3年)はパスできるが、2回目の車検が来る前に、消費期限がきてしまうので……
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あれ? それだと車を買ってちょうど4年経過した車は、みんな切れているってことにならないか?
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ということで発炎筒の期限をチェックするのも大切ですが……それよりは三角停止板といっしょに置き換えてしまうほうがオススメですな。
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そういう人向けのセットが、Amazon限定のセット品「4866」品番のモデルです。
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なるほどね。じゃあ、そっちにするか。
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……えーっと、もうひとつ「4867」という品番のモデルがありますが、これは…?
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「4867」は黒い非常信号灯とのセット品ですね。
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黒のほうがカッコいいかも~。
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なお、黒い非常信号灯はLEDライト付きになっております。
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「4867」品番のセットのやつにしよう。けってい…!
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けっきょく一番高いやつにいったわね。……まあ、4336円でぐーんと安全性が高まるという意味ではオススメだけども。
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ねーねー、今だと2点買うとさらに5%オフになってるよ? いっとく?
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会社の経費で落とすからってあんま調子のんな。
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……。
※記事中の販売価格は、すべて執筆時点(2024年11月19日)での税込価格です。購入時は最新価格を必ず確認しましょう。
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。
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