ディスプレイオーディオ関連
40系アルファード・ヴェルファイアのディスプレイオーディオ事情① TVキット編
- 1
- 2
40系アルファード・ヴェルファイアのディスプレイオーディオに関連する後付け用品について、このジャンルの専門家〈ビートソニック〉ワタナベ研究員に聞く。まずは新車を買ったら真っ先に付けたいニーズが多い、TVキット編から。
40系アルファード・ヴェルファイア用のTVキット
-
電装品メーカーのビートソニックが、40系アルファードをデモカーとして迎え、開発に入ったもよう。
●レポーター:イルミちゃん
-
まずは、走行中に純正TVが映るようにするTVコントローラー(TVキット)の適合品を発表しました。
●アドバイザー:ビートソニック ワタナベ研究員
-
おぉ。
もう新製品を開発したんだ…! -
いいえ。そういうわけではなく、従来品がそのまま40系アルファード・ヴェルファイアに装着可能な点が確認できたので、適合を発表したまでです。
-
TVキットは、従来品がそのまま取り付けできたんですね。
-
40系アルファード・ヴェルファイアになっても、ディスプレイオーディオ周りには変化はなかったので。
-
カプラー形状なども含めて同じなんだ。
-
40系アルファードには、90系ノア・ヴォクシー以降から採用され始めた、いわゆる第二世代のディスプレイオーディオが搭載されています。
-
さっそくバラして検証してみたところ、ナビ裏のカプラー形状やピンアサイン(配列)も同じでした。
-
ですので、第二世代ディスプレイオーディオ用に作ったTVコントローラー「TVK-74」も取り付けできました。
-
ただ、これまでのTVキット(TVK-72)とは違う注意点がひとつ。走行中にTVが見られるモードになっていると、ナビの自車位置が止まってしまうんです。
-
あ。90系ノア・ヴォクシーのときにもその話が出てましたよね。
-
そうなんです。40系アルファード・ヴェルファイアでも、この問題は抱えたままです。
-
ナビ案内を使いたときは……
-
TVは見られないモード(TVキットのスイッチをオフにする)にする必要があります。
-
そういう意味では、TVキットのオンオフスイッチはこれまでよりも頻繁に触ることになる。操作性も重要ですね。
-
このTVKシリーズは、TVキットのオンオフを「スライドスイッチ」で切り替えるタイプですが、電気式の「プッシュスイッチ」が付いているCBシリーズもあります。
-
そのタイプの第二世代ディスプレイオーディオ用モデルも、新開発していましたね。
-
そうですね。90系ノア・ヴォクシーのときに発表したTVキット「CB7429」が、そのまま40系アルファード・ヴェルファイアに取り付けできます。
-
2種類のTVキットの違いは、オンオフをスライドスイッチで切り替えるのか、ボタンを押すかの違いです。
-
つまり操作性の好みで選んでいいのかな…?
-
そうですね。「走行中にTVが映るようにする」機能面では差がないので、どちらがいいかは好みの問題です。
-
なるほど。最新の40系アルファード・ヴェルファイアでも、TVキットは今スグにでも取り付け可能なことは分かりましたが……
-
はい。
-
ディスプレイオーディオ周りに変化がない、ということは他にもいろいろ取り付けできるモノがありそう。
走行中にTVが写るようになるTVキット。詳細はAmazonのビートソニック TVK-74参照。
40系アルファードのディスプレイオーディオ裏。
詳細はAmazonのCB7429A 第二世代ディスプレイオーディオに対応する点はTVK-74と同じ。
DIY Laboアドバイザー:渡邊悠二
カーエレクトロニクスの雄、ビートソニックにおける技術部のホープであると同時に、同社の「顔」としての活躍も期待される人物。プログラマー出身で、ITにも車にも強いが、いちばん得意なのは料理という説も。●ビートソニック TEL
0561-73-9000