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最先端のヘッドライト加工ルポ


球屋が早くも新型アルファードをライト加工
アルミ使いやパワーLEDの実装に要注目!

最近人気のクルマのドレスアップといえばヘッドライト加工。中でもスタイリッシュなヘッドライトで業界をリードする〈球屋〉。その球屋の製作工程の一部をレポートする。

アクリルやアルミの加工には、専門的で特殊な機材が登場。ゆえにDIYでそのままマネできるような話ではないが、どんな風に作られているのかを見るだけでもモノ作りのいい刺激になるはずだ。

アクリル加工だけがライト加工だけではない

最先端のヘッドライト加工=アクリルメイクのイメージが強いが、球屋の最新作例である30アルファードはアクリルが使われていない。スモール点灯するバーなども、純正の作りを生かす。

純正ライトがかなり凝っているので、これをいきなり切り刻んでアクリルに置き換えるより、まずは純正を生かしたカタチでの提案を考えました。

アドバイザー:球屋・森田研究員

非点灯の状態で見ると純正と何が変わっているかほとんど分からないが、光らせれば違いが分かる。

純正プロジェクター内に間接照明を入れました。ライン状に光るスモール部分は純正LEDを一部は残し、一部は変えてグラデーションをかけてます。

カタチは純正。しかし光の変化でここまで変わる!

ウインカーは一見純正のままだが、アルミ板を使ってゼロから基板を作り、そこにパワーLEDを実装。このウインカー部分が、今回もっとも重要なのだ。

アクリル面発光以外の方法で、カッコいいウインカーを提案したかったというのがあります。ウインカーで重要なのはなにより光量。アクリル面発光ではどうしても明るさで劣ります。

明るさを稼ぐため、ウインカーにパワーLEDを使ったのも新しい。その効果でノーマルのウインカー(バルブ)よりもかなり明るくなっている。

合計10発のパワーLEDを使っています。10発入れたのは間隔のバランスもありますが、メインの目的は「流す」ためです。アウディのおかげで(※)点灯パターンによっては車検に通る「流れるウインカー」というものが出てきたので、それを取り入れてみました。

(※)2014年10月、国土交通省がウインカーの連鎖式(シーケンシャル)点灯を容認。アウディA8が流れるウインカーを標準搭載していることが解禁のきっかけとなった。

流れる様子を連続写真でチェック

通常のLEDを敷き詰める加工で流れるウインカーを作る場合、回路をブロック分けするが、今回はパワーLEDを使っているので10個を並列でつないでいる。

パワーLEDを10個も使ったことで、昼間でもまったく問題のない光量……というより純正より明るい。これは普通の砲弾LEDでは出せない明るさです。

使ったパワーLEDはクリーのXP-E。スペック上は最大500ミリアンペア流せるLEDに、270ミリアンペアを流している。

ウインカーは点滅なので常時点灯よりは熱の問題は起こりにくい。テストで朝から晩まで点滅させ続けても問題ありませんでした。

パワーLEDを使う上での問題は、明るさゆえの発熱量。クルマのLED加工で敬遠されがちな理由も熱だ。だから今回の注目はその実装方法にある。熱を上手に逃がす対策が取られているのだ。

パワーLEDを普通のユニバーサル基板に並べるのは、現実的じゃない。パワーLEDは後ろに放熱用のヒートシンクが必要になってきますからね。そこで考えたのがアルミで基板を作ること。そうすれば放熱もしつつ、LEDの固定もできる。

アルミを使ったパワーLED実装は、純正でも使われるケースが増えているという。これぞ最先端のライト加工技。

次ページからはいよいよ加工方法を解説します

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