通好みの電装カスタム
アイドリングストップ機能を継続的にキャンセルする方法(前編)

DIYファン待望!
車の電装系のスペシャリスト・コムエンタープライズが、DIYラボに登場です
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いやいや〜
僕らがやってることは地味ですよ〜。 -
おやおや?
その手に持っている「地味な黒い箱」はなんですか? -
アイドリングストップキャンセルキット「アイ メモリー」という製品です。(ホントに地味って言うんだ)
コレが「アイ メモリー」

アイドリングストップ機能を制御できるキット。一見地味ながら、通にウケまくっているヒットアイテム。
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アイドリングストップ機能をキャンセル…する?
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純正でも、アイドリングストップ機能をオフにするボタンって付いているじゃないですか。「エコアイドルオフスイッチ」「アイドリングストップオフスイッチ」とか言い方はいろいろですが…。
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あの〜、
純正で付いているならそれでいいのでは?
アイドリングストップオフなら純正ボタンでできるが…
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ところが純正のオフスイッチは、エンジンを切って再始動するとまた「オン」になってしまう。デフォルト状態は「アイドリングストップオン」というわけです。
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フムフム。また押さないといけないんだ。
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だから「アイドリングストップ機能自体いらない」という人は、エンジン始動後に毎回毎回オフボタンを押すことになる……。
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それはうっとおしいですねぇ。なるほど、それでコムさんが永久にオフにしてしまえと!
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……いや、それだとまた機能を使いたい時に困るので、「前回の状態を記憶する」という動作モードに変更するんです。
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ええっと、つまりアイドリングオフボタンを押して「オフ」にしたら……
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次にエンジンを始動したときにも「オフ」状態が続くわけです。
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なるほど〜。毎回オフにする手間がなくなりますね!
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そうです。オンにしたくなったら、また自分で「オン」を押せばいいだけ。
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ちなみに何かボタンを後付けしたりするわけですか?
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いいえ。あくまでも「純正のアイドリングストップボタンの動作を変更しているだけ」ですので、見た目は何も変わりません。
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……見た目は地味どころか「純正のまま」なわけですが、こんな超・地味な製品がすごいヒット商品になってるわけですねぇ。
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そうなんですよ-。それだけアイドリングストップ機能はいらない!っていう人が多いってことでしょうね。(超・地味とまで言わなくても…)
アイドリングストップをオフにしたい隠れニーズ
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アイドリングストップは、確かに意見が分かれる機能ですもんね。メーカー的には燃費性能が伸ばせるから付けたいのでしょうが……。
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中にはブレーキを踏み始めて、減速途中でエンジンを止めるような車種もあります。でも「止まる寸前でブレーキをすっと戻して丁寧に止まる」ことを自然にやっている人間からすると、ブレーキを戻したことでエンジンがかかったりして……「違うやろ!」ってなる。
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優しく止まろうとしただけなのに、なんでエンジンかけるかー!って(苦笑)。
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そうなんですよ。で、仕方ないから普通にブレーキを戻さないで停止する。つまり「キュっ」て止まるしかない。
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「岡本くんってブレーキヘタなのね」とか、隣の女性に思われたりして。クスクス。
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ソレ、クルマ好きとしてはメッチャ傷つきますよね。
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なるほど。このキットの人気の秘密が分かった気がします(笑)。
>>>使用アイテム
アイドリングストップキャンセルキット
【アイ メモリー】

コムエンタープライズの中でも最近人気のアイテム。車種ごとのカプラー情報なども説明書に記載されているので、検電テスターなどを使わなくても取り付けすることが可能。適合車種情報はコムエンタープライズHPで確認しよう。
取り付け方については次のページで解説中!
