東京オートサロン2018ルポ
ツールバッグの価値観が変わる。KTCのアクティブバディ
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KTCの新作ツールバッグシリーズ・アクティブバディ。ネーミングの通り、持ち運びを重視した作り込みで、スマートなルックス&工具専門ブランドKTCならではの機能性を兼備。しかも期間限定販売。「所有したい欲」を、かなりくすぐる。
KTCの新作ツールバッグ・アクティブバディとは?
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前回に続いて、東京オートサロン2018のKTCブースルポです。
●DIYラボ レポーター:イルミちゃん
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いよいよ新作工具の紹介?
●DIYラボ別館:ユキマちゃん
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いいえ。今年のKTCブースの目玉は、工具を収納するツールバッグのシリーズ。
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ほほう。
そっちか〜。 -
KTCでは現在、「SK SALE」(※工具セットの期間限定セール)を開催中。毎年恒例の催しモノで、「その時々の新製品を、SK SALEに投入する」流れがあって……
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今年はそれが、「ツールバッグ」なのね。
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そう。一挙に5種類のバッグをリリース。この他にプラスチック製の工具セットケース1種類を加えた、合計6アイテムがブース出展されていました。
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なんか、あまり「工具用」っていう感じじゃない!
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それがウリなのです。アクティブバディは、布製あるいはプラスチック製で、とにかく軽量化し、機動性を重視した工具収納シリーズということなので。
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機動性?
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ようするに、工具を現場に持ち込んで作業する人向けなのよ。
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ホー。
だから「アクティブ」。 -
フィールドメンテナンスと言うそうですが……例えばビルのエレベーターのメンテナンスの人とか、コピー機などのオフィス機器のメンテとか。
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出張メンテ用か〜。何か壊れて困っている時に直してくれる人、〈神〉かと思うよね!
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こういう軽量バッグ、世の中にいろいろあるけれど、いざ現場で作業となると、不便を感じるシーンも多い……
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まあ、軽さ重視だとしたら、仕方ない?
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フツウはそうなる。でも他ならぬ、KTCのツールバッグ。工具を収めるポケットの仕切りなどが、とてもよく出来ています。
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フムフム。
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例えば、アクティブバディ・EKL-150(↓)。開いた状態で、仕切りを使って自立させることができます。
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つまり、このパカっと開けるだけの空間さえあればいい。
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コンパクトに運べて、使う時は便利なやつだ。
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そして最も目を引いていたのは、「EKL-140」(↓)
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カタチがオシャレ〜。
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外周にポケットを配置しているのは、機能的な意味があります。工具を重ねることなく、すべての工具を一望できるレイアウトになるため、作業性が高い。
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バケツ形状は、表面積を大きく取るためなのか。それに、ポケットがいっぱい。
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そうそう。
電動ツール専用ポケットなども付いています。 -
でも……このまま持って歩いたら、目立ち過ぎない?
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いやいや。この外周ポケットは外れるの。丸めて中に入れると、ツルッとシンプルなバケツ状にもなる。
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移動するときは、バケツだけ持って歩けばいいんだ。
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そうです。そして作業の現場に着いたら、中身のポケットを取り出して、外周に巻く。
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なるほどね〜。
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あるいは普段から外周に巻いたままにするなら、真ん中は、別のアイテムの収納にも使えるし。
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周りはぐるっと工具巻きで、真ん中に材料を放り込むとか便利そう。フィールドメンテナンス用って言ってたけど、DIYにも良さそうね。
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そうねぇ。DIYの環境って、人それぞれ。ガレージがあるとは限らないからね。
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マンション住まいで、駐車場が離れていたりすることもあるしね。
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そうなると普段は部屋の中に工具を置いておくことにもなるけど、布製バッグなら無骨なイメージがない。
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確かにスチール製の工具箱を置くと、マニア感が出過ぎるかもね〜。
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布製ツールバッグは、フローリングの床に置いても傷つかない、というメリットもあります。
アクティブバディシリーズ
KTCから最新のツールバッグが登場。「アクティブバディシリーズ」
アクティブバディ・スタンドファイル〈EKL-150〉
アクティブバディ・カバーロール〈EKL-140〉
自立するバックパックタイプもあり
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バケツにだいぶインパクトを持って行かれましたが、他にもバッグはあります。
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この「EKL-110」はキャスターとハンドルが付いているキャリーバッグタイプ。
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ゴロゴロ転がす工具バッグか。
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収納力は一番大きいタイプね。でも「ここまで大きい収納ケースはいらないよ」という人ならば……
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少し小さくなったけど、「EKL-120」も側面にキャスターと伸縮ハンドルが付いています。
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機動性は、こっちのほうがいいわね。
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さらに、もっと機動力を重視したいということであれば、バックパックタイプもある(↓)
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バックパックは世の中にたくさんあるけれど、工具収納の用途では、細かいポケットがたくさん必要。「EKL-130」の特長は、ポケットの機能性にあります。
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ねぇねぇ!
このリュック、自立するわよ。 -
そこもポイント。機動力にプラスして、使いやすさを重視しているのがアクティブバディなので、バックパックでもそのコンセプト通り。
アクティブバディ・キャリー〈EKL-110〉
アクティブバディ・ボストン〈EKL-120〉
アクティブバディ・バックパック〈EKL-130〉
工具ケースも劇的に軽量化
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プラスチックのケースはオーソドックなタイプだけれど、なんといっても重量が軽い。
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このケースは単体販売ではなくて、あくまでも工具セットとしての販売のみなんだけど……
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フムフム。
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工具込みの重量でいうと、従来品のスチール製に収めた場合は12.7キロ(工具込み)なのに対して、アクティブバディのプラスチックケースは7.9キロ(工具込み)。
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使用時はトレイを展開して使うので、工具も取りやすい。
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工具セットってことは、ちょうど工具を買おうと思っていたタイミングならいいかも。
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なお、アクティブバディシリーズ推しのSKセールは、2018年4月20日までの期間限定です。
アクティブバディ ライトは、工具とセット販売。
右は従来のスチール製ケース。同じだけ工具を収納しても、重さが全然違う。
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