LED自作コラム

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ダウンライト取り付け位置を決める〈位置決め〉のコツ

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ダウンライトの取り付け位置はどうやって決めるのか。複数のダウンライトを車の天井に埋め込むなら、真っ直ぐキレイに付けたいところ。そこでLED加工のプロに位置決め方法を教わった。

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  「ダウンライトを車にDIY取り付けする人向けの注意喚起。穴を開ける前に…」に続きまして、埋め込みのコツをプロ加工者に教わります。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  見た目の問題を言えば、ダウンライト取り付け位置が真っ直ぐ揃っていることなども重要ですよね。

  ●アドバイザー：イルミスタ 野本研究員

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  そういえば、一直線上に複数の穴を開けるのって、カンタンではない気がするな。

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  天井にはなにもガイドがありませんからね。

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  野本研究員が埋め込んだダウンライトを見ると、6個でも7個でも10個でもキレイに揃っている。



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  これ、どうやっているの？

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  ダウンライト取り付け位置を決めるときは、タコ糸や釣り糸を利用すると直線が出しやすいのでオススメです。僕は毎回このやり方です。


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  なるほど。
  糸を使っているのか～。

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  基準になるのは「センターライン」です。それに対して、平行の線を左右に2本引いていく手順ですね。

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  センターラインは、なにを基準に決めているの？

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  車種によりますが、基本的には純正ルームランプ位置の真ん中を貫通するようにタコ糸を通せば、センターラインが出る車は多いはず。

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  そっか。ルームランプで真ん中の位置を出す。

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  あとは天井内張りを押さえているピンがセンターにある場合は、それを基準にする手もあります。


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  車種によって「なにか明確にセンターに存在するもの」を探せばいいのね。

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  センターラインを1本通せたら、それを基準に左右に平行線を引きます。


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  この2本が、ダウンライトを埋め込むラインです。

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  これは左右対称でないといけませんね。

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  ハイ。そこはセンターラインからの距離を揃えれば、左右対称の位置にラインが引けますね。

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  なるほど。

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  このときにエアコンダクトに配慮しないといけないケースでは、天井内張りをめくりながら「センターラインからどのくらい離れれば避けられるか」を調べます。

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  その結果、デイライトの取り付け位置が外側にふくらむ場合もあるんでしたよね。


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  天井裏に障害がなければ、好みの位置に合わせて、センターラインからの距離を決めればいいですね。

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  フムフム。

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  そこからは前後方向のどの位置にダウンライトを埋め込むのか決めていきます。

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  それも測りながらやっていくのね。

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  そうですね。複数のダウンライトを埋め込むときはまず等間隔に並べるのが基本形だと思うので、測りながら等間隔に並べつつ……

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  ふむ。

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  左右で対になるダウンライト同士がきっちり左右対称になるように、揃えていきます。

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  意図的に左右非対称にするのでなければ、揃っていないと見た目が悪いですね。

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  ですね。だから最後にもう一度センターラインからの距離も測り、左右均等かどうかをチェックします。

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  そこまでやってから、ようやく穴開けか。

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  そうですね。位置決めした「点」を中心にして、コンパスでケガきます。



取り付け穴径はダウンライトによるのでしっかり確認を。

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  ちなみにイルミスタのダウンライトキットの場合は、穴開け用の型紙が付属していますから、コンパスは不要ですが。



「LEDダウンライトキットの取り付け方法（200系ハイエース編）」参照。

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  カッターで切るときの注意点はあるのでしょうか？

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  大きい穴を開けすぎるくらいなら、キツめのほうがいいですね。

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  確かに。

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  イルミスタの型紙も少し小さめにしてあります。

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  ということは、サクサク切るときにミリ単位でズレたりするのは、問題ないのかな。

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  僅かなズレは、ダウンライトを付ければ見えなくなるので大丈夫ですよ。

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  ということで、ダウンライト取り付け位置の決め方ついての有益な補足情報でした。

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  いずれにしても、位置決めまでが重要です。手間と時間を一番かけるべきポイントですね。

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  くれぐれも天井の穴開けを急がないようにしましょう。