40系アルファードの後付け電装品事情②
40系アルファード・ヴェルファイアにセキュリティを後付けするなら…
40系アルファードが納車された! の声が聞こえ始めたタイミングなので「新車を買ったら検討したい、後付けセキュリティ系の電装品」をおさらい解説。これは40系アルファード・ヴェルファイアに限らずの知識なので、各自良きように活用できる。
40系アルファード(のような新型車)に後付けするならどんなタイプのセキュリティがよいか?
-
「40系アルファード・ヴェルファイアの後付け電装品事情」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
-
40系アルファードでも積極的に後付けをオススメしやすいのは、セキュリティ関連です。
●アドバイザー:CEP 服部研究員
-
コムエンタープライズの場合は、適合製品がこんなにあります。
-
イチオシはやはり、CANインベーダーやリレーアタック対策になる「スマートガード」とのことでしたが、それ以外の選択肢もある。
-
通常のセキュリティなら「マーベラス100」「マーベラス200」あたりもオススメと言えます。
-
えーっと、どちらかというと、どっちがオススメなんでしょう?
-
「マーベラス100」も「マーベラス200」もリモコンなどは付属せず、純正スマートキーに連動するタイプのセキュリティで、違いとしては「マーベラス100」のほうは純正セキュリティをアップグレードするイメージです。
-
これはショックセンサーやフィールドセンサーなどのセンサーによる監視機能を、純正セキュリティに追加するという発想ですね。
-
「マーベラス100」は、純正セキュリティが付いているのが前提。
-
そういうことです。逆にドア開放検知などは純正セキュリティで行う前提なので、ドアカーテシ線などを集めてくる手間もはぶけますし、サイレンの取り付けも不要です。
-
サイレン無しだとすると、音はどうやって出すのか?
-
センサーに反応があれば、純正のセキュリティホーンを鳴らす仕組みです。
-
そんなことができるんだ。
-
そのために純正のセキュリティホーン線に出力しますが、この配線は40系アルファードでもグローブボックス裏のジャンクションブロック付近で取れます。
-
いっぽうで、後付けセキュリティならではのサイレン音(キュンキュン等)を求めるのであれば「マーベラス200」もありますが……
-
純正セキュリティ(オートアラーム)が付いている40系アルファード・ヴェルファイアに関しては「マーベラス100」のほうが、無駄もなく向いているかと。
-
サイレンなどを取り付けなくていい、というメリットもありますしね。
-
補足すると、マーベラス100にはドライブレコーダーの電源を入れる機能も付いています。
-
フムフム。
-
ショックセンサーやフィールドセンサー等に反応があった時点から、ドライブレコーダー用の電源を出力して、録画を開始するというものです。
-
ドライブレコーダーの駐車監視機能は、バッテリーが弱くなるまでずっと監視し続けてしまう製品も多いですが、「マーベラス100」なら、必要な場面だけ録画するので効率的です。
-
純正セキュリティに、センサー機能をプラスして、さらにドラレコまで連動できるんだ。
-
最新型の40系アルファード・ヴェルファイアに限らず、純正セキュリティが標準装備されている車に対しては、オススメの組み合わせと言えますよ。
-
確かにそうだなー。
-
それからダミーセキュリティとしてはクリアスターもあります。
-
クリアスターとは……フルカラーLEDとアクリルを組み合わせたLEDスキャナーのこと。
-
これは40系アルファードや、40系ヴェルファイア専用デザインも設定しています。
-
警戒させるという点で防犯効果も期待できるし、オーナーにとっては見ているだけでニンマリになりそうです。
※コムエンタープライズ公式サイト・左上の「車種別配線情報」参照。
コムエンタープライズのマーベラス200
初期設定だと「15秒以内に2回センサーが反応」したら録画を開始する仕組み。
コムエンタープライズのクリアスター ※写真はヴェルファイア用
DIY Laboアドバイザー:服部有亨
キーレス、オートライトをはじめとする車の電装カスタマイズで有名なコムエンタープライズ(CEP)で製品開発を担当。車の電装、プログラミングの双方に長けている。配線図大好き。●コムエンタープライズ TEL
079-230-2323 住所:兵庫県姫路市大津区天神町2-78