ディスプレイオーディオ関連
GRハイラックスのディスプレイオーディオを社外ナビに交換するには…
ディスプレイオーディオを社外ナビに交換するのは可能だが、車種ごとに事情が違うので、換装実例を紹介するシリーズ。今回はGRハイラックスだ。ワンオフ対応になるが、パノラミックビューモニターの映像を映すことにも成功している。
GRハイラックスのディスプレイオーディオを社外ナビに交換することは可能
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DIYラボでは以前に、50プリウス後期をモデルに、ディスプレイオーディオを外して社外ナビに交換する方法を解説したことがあります。
●レポーター:イルミちゃん
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いっぽうで、カローラ系ではダッシュボード加工が必要だという例もありました。
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ようするに「ディスプレイオーディオの換装」は車種ごとに事情が異なりますが、今日はまた別車種での続報。
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今回はGRハイラックスのディスプレイオーディオを、社外ナビに交換するケースです。
●アドバイザー:カーデン 佐伯研究員
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なおビートソニックのSLX-73R(変換ハーネス)は、GRハイラックスにも適合するもよう。
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ただし、変換ハーネスだけではなくて、周囲の純正パネルも買わないといけないパターンのようです。ダッシュボードは切らなくていいみたいだけど。
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しかし、付ける社外ナビのサイズによってはパネル事情が変わってきます。
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……と言いますと?
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ビートソニックが公式サイトで掲載している純正パネルは、一般的な7インチワイドナビのパネルの話です。
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フムフム。
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なので、一般的なディーラーオプションナビなどを付けるとしたら、それらのパネルが必要になります。
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7インチワイドの社外ナビを付けるときも同様ってことですね。
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そうですね。カーデンで施工したGRハイラックスの例を挙げると、ディスプレイオーディオを取り外して、フローティングナビを取り付けたケースがあります。
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フローティングナビはモニターは大きいけれど、土台部分でみると一般的な7インチワイドなんですね。
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では周囲の純正パネルを交換すれば、フローティングナビも付けられるんだ。
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上の移植例も、ビートソニックが公式情報で出している純正パネルと純正のステー(金具)を使っています。お客さんが先に用意して、持ち込みで持ってきてくれましたが。
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なるほど、なるほど。
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ちなみに車をカーデンに持ち込んでくれた最大の理由は、パノラミックビューモニターの問題があったからです。
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そういえば……移植したフローティングナビに、パノラミックビューモニターのカメラ映像が映っている!
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この点は、単にSLX-73R(変換ハーネス)を使うだけでは対応できません。
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ビートソニックも公式サイト上で「パノラミックビューモニター付車は、バック映像を含め 全てのカメラ映像が出力できない」とうたっています。
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ただ、カーデンの場合は、GRハイラックス・パノラミックビューモニターの映像も社外ナビに映すことは可能です。ワンオフ対応にはなりますが。
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50プリウス後期のときにも、パノラミックビューモニターの映像を映すのに成功しましたからね。
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基本的には今回のGRハイラックスも、同じ対応ができるということが分かりました。
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それは朗報だ…!
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それからハイラックスのディスプレイオーディオから社外ナビに交換するなら、もうひとつ別パターンもあります。
Amazonでも販売されているビートソニックのSLX-73R
適合車種の最新情報などは、ビートソニックの公式ページ参照。
9インチの社外ナビなら、周囲のパネル交換なしで移植できる?
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同じくGRハイラックスで、ディスプレイオーディオを外して、9インチのサイバーナビに付け替えた例です。
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え?
9インチの社外ナビが付くの? -
付くんですよ。
実は。 -
移植ハーネスのメーカーであるビートソニックは9インチが入るとは言ってませんけど?
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無加工でポン付けはできないので、メーカーとしては「付く」とは言えないのです。
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なるほど。しかし、〈カーデン〉的にはできるんだ?
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はい。ステーを加工すれば取り付けは可能ですからね。
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ホホウ。
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しかもこの移植パターンの場合は、純正パネルは買わなくていいんですよ。
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ほえ? ディスプレイオーディオを外した穴に、そのまま付くってことですか?
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そうなんですよ。ディスプレイオーディオのモニター部分は8インチくらいなんですが、外側は9インチサイズなんです。
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ではディスプレイオーディオを外した穴のサイズは……9インチなんだ。
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実際にこのGRハイラックスは、そのまま純正パネルを使用していますが……9インチのサイバーナビが、ピッタリ入りましたから。ホラ。
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素晴らしい! では以前に移植した、50プリウス後期と同じような成功例になりますよね?
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そうです。
両者の事情はいっしょでした。 -
純正部品のパネル等を買わなくても、社外9インチナビに交換できるなんて、GRハイラックスオーナーにとっては朗報。
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ただし、取り付けステーの穴位置だけ調整する必要があります。上下方向の位置調整が必要なんです。
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具体的にはどういう加工をするんでしょう?
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もともとは純正ステーには穴が開いていないところに、社外ナビに合わせた穴を開ける、ということですね。
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なるほど~。
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カーデンではUSトヨタ車のナビ移植の依頼などを頻繁に受けているので、そういう加工は日常茶飯事です。
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カーデンがナビ移植に強いのは、そういう背景があるのね。
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パノラミックビューモニターの問題をはじめ、DIYでは手に負えないナビ移植の場合は、ご相談ください。
50プリウス後期のディスプレイオーディオを外し、9インチの社外ナビを取り付けた例。
DIY Laboアドバイザー:佐伯武彦
コワモテだけど優しく謙虚な佐伯(さえき)研究員。オーディオイベントでは数々の賞を取っている、腕利きインストーラーだ。●カーデン TEL:0561-35-5015 住所:愛知県みよし市黒笹町西新田1205-1 営業時間9:00-18:00 火曜・水曜定休
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